Bonjour!
Kyokoです。

1月11日に失くしてしまったイヤリング、
見つからないままの日です。
先日、ホテルニューオータニ東京の
開業60周年のスペシャルディナーへ伺いました。







一緒に参加した友人は、
イヤリングを失くした日に一緒にいたので

会った時は「イヤリング、残念だったよね」と
気遣ってくれました。

そして何となく予感していたのですが、

「あの翌朝、犬の散歩しながら
鰻屋さんから神田明神まで
歩いてみたんだけど、見つからなかったの」
と言ってくれました。

そういう優しさを持っている人が
身近にいる事に幸せを感じました。

私もあの翌日、
同じルートを歩いて探したんです、
とは言いませんでした。

前回ブログで書きましたが、
きっとママが言った通り、
「皆んなで探しているからね。
きっと返ってきてね」
と思う気持ち、
どこかにいるイヤリングさんに
きっと通じているはず、と改めて思いました。

ちょっと話しが変わりますが
1月26日公開になった
映画「カラフルな魔女」を見に行きました。





その時に購入した
角野栄子さんのエッセイ
「おいしいふーせん」を
さっき読んでいました。

すると、角野さんはある日突然
腕時計がなくなってしまった、という
エピソードを書いていました。

タイトルは、「どこにいるの?」

毎日同じ場所に置いておくから
なくなるはずのなかった
弟さんからもらった腕時計。

それに対して、
「きっとあの時計は、
せっかちな私が嫌になっちゃったのかも。
違う時間と出会いたくなって、
どこかに出かけてしまったのだ」
とありました。

何ておもしろい発想。
大好きだ。って思いました。

そうだ、私のイヤリングも
きっとおばあちゃんのところに
戻りたくなっちゃったのかも。

Kyokoちゃんが使うと、
何だか雑な時があるのよね。
パリにもしょっちゅう持っていかれるし。
私、宝石箱のなかで静かに、
特別な日だけに登場するパールでいたいの。
もう少し丁寧に扱われたいわ。

みたいな、、?笑


失くしてしまった日から、
神さま仏さま、宇宙さんにも
「どうかお願いします、
返ってきてください!」
って、強く願いすぎてしまっていました。

願い事を、いつも想う事は良いけれど、
それが必死にしがみつくようだと、
そういう波動が自分に返ってきてしまう、
と聞いた事があります。

宇宙にオーダーしたら、
後は忘れちゃうくらいでいようかな、と
思い直しました。

きっとこの物語は
まだ続くように感じています♪