こんにちは。たくさんのブログの中から

フラワーアレンジメント教室シェフレラを

お訪ね頂きありがとうございます。

主宰しております岡本京子です。

 

 

 

 

 

 

 

間も無く男の子のお節句「端午の節句」です。

 

 

 

お子様の成長を祝って、鯉のぼり、兜、

ちまきなど支度をされた方もいらっしゃるかと

思います。

 

 

 

今日は端午の節句に欠かせない植物

「ショウブ」と「ハナショウブ」について

ご紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

端午の節句とは?

すでにご存知とは思いますが、端午の節句とは、

五節句の一つで男の子の成長を祝う日です。

 

 

 

 

 

 

関西では粽(ちまき)を、関東では柏餅を食べます。

粽は「邪気を祓う」

柏餅は「柏の葉が新葉が出るまで古葉が落ちないため

家系が途切れず子孫繁栄する」と縁起を担いで

頂きます。

 

 

 

初節句の祝い方も、地域によって色々です。

一升餅という大きな丸いお餅を子供に担がせる

地域もあります。

 

 

 

静岡にいた時に初めて見ましたが、赤ちゃんが

大きなお餅を背負って、とても重そうで

大変驚きました。

「一生食べることに困らない」という願い

込められていると聞いて納得しました。

 

 

 

 

 

「ショウブ」と「ハナショウブ」は違います。

 

端午の節句には、「ショウブ」の葉を

お風呂に入れたり、玄関に置いたり、

昔はショウブを浮かべたお酒を飲んだそうです。

(私は飲んだことはありません。)

 

 

 

これは、邪気を祓うことや、体を温めるなどのハーブとしての

薬効を期待したものです。

そして、菖蒲は「尚武」「勝負」につながるとして

子供の武勇と勝利の験担ぎの意味もあるそうです、

 

 

 

子供の頭やお腹に巻いたりするのは、「頭がよくなりますように」

「元気に過ごせますように」と願いを込めた習慣です。

 

 

 

ちなみに、私は子供の頃に「鼻が高くなあれ」と

「美人になあれ」と鼻をさすられましたが

親の期待に添えず申し訳なく思っています。

効果のほどは人それぞれです。

 

 

 

さて、この「ショウブ」は冒頭の写真の

「ハナショウブ」とは全く別のものです。

 

 

 

紫の花が咲く「ハナショウブ」はアヤメ科の植物ですが

菖蒲湯用に販売されている「ショウブ」は、

サトイモ科です。

 

 

 

この時期、スーパーやお花屋さん、

ホームセンターなどで販売されています

 

 

お風呂用の「ショウブ」と

飾る用のお花の「ハナショウブ」を

買い間違えない様に注意してください。

 

 

 

 

 

GWの終わりには、のんびり。

5月5日といえば、ゴールデンウィークの終盤です。

遊び疲れた体を休め英気を養う為に菖蒲湯は

いかがですか?

 

 

 

 

 

 

親子でのんびり菖蒲湯に浸かり、

ショウブの葉を一緒に頭に巻いたり

船を作って浮かべてみるのも

楽しそうですね。

私も、頭に巻いてみます。

「頭がよくなりますよう」念じながら。^ ^

 

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

何かの参考になれば嬉しいです。

 

 

 

 

ハナショウブの生け方の記事はこちら

「とても長持ち「端午の節句に玄関に花菖蒲を生ける。」葉の扱いを知れば、断然生けやすい!」

https://ameblo.jp/kyoko-no-post/entry-12372776960.html