あなたは、実現しないことを想像して楽しむことができますか?
先日、娘との会話ではっとさせられたことがあったんです。
6歳の娘とおしゃべりをしていて、娘がもうすぐ誕生日なこともあって
「何か願いはある?」と聞いたところ
「おやつ1000個とおもちゃ1000個ほしいなあ」と。
私は、つい、
「そんなにおやつ食べると虫歯になっちゃうし、
おもちゃも、遊びきれないんじゃない?」と
至極当たり前でまっとうだけど、
まったく面白味のない返答を返したんです。
娘は、
「そんなの分かってるよ!!でも、こうやって
考えてるのが楽しいんだからいいんだよ」と。
それを聞いて、私は自分が面白味のない大人に
なってしまってたんだとはっとさせられて・・・。
大人の常識や現実的な考え方を知らず知らずのうちに
子供におしつけているんだろうと感じて、
気を付けようと思ったの。
それと同時に、
子供のこういう想像力ってすごく大切で
大人になっても本当はすごく必要な力なんじゃないかなと・・・
カウンセリングにくる多くの方は
「未来に対する不安」をすごく感じている。
「失敗したくない」
「まわりから変な目でみられたくない」
「これから自分はどうなってしまうんだろう」
大人になるにつれ、多かれ少なかれ私たちは
未来をよりよくするために、今を頑張っている面が
あるのではないだろうか。
でも、それって、「今」を楽しめてないことが
あるんじゃないかって思ったの。
そして、
何かが達成された未来がきても、また、次の未来に向かって走り続ける。
結局、ずっと何かを追い求めている状態から逃れられず、
いつも
不安や不足感がどこかにある。
私自身もそうやって今まできたんだけど、
子供の言葉を聞いて、そうじゃないのかもって。
つまり、
「今」の積み重ねの向こうに未来があって、
「今」が苦しいなら未来も「苦しい」になってしまうんじゃないかって。
実現可能かそうでないのかとか役にたつとかたたないとか
そんなことよりも「今」を楽しめていたり、満足している。
その今を積み重ねていくところに
安心や満足した「未来」があるのではないか。
先を考えて堅実にいくのが大人のしるしでもあるかもしれないけれど、
やりすぎると、「今」の自分を苦しめることになってしまう。
大人になっても、わくわくする未来をイメージする力と
未来はどうなるか分からない、だから楽しいと思える心の豊かさを
忘れないでいきたいと思ったのでした。