整理収納アドバイザー岸間江美です。
横浜・東戸塚を拠点に活動しています。
・子どもが「自分でできる」を感じられる仕組みづくり
・家事を楽にするヒント
・「1秒でも短縮、ひと手間でも省く」使いやすさ重視の収納でスッキリ暮らすコツをお伝えしています。
バタバタと仕事、家庭の用事、自分のことが立て込んでいて久しぶりの更新です。
さてさて、今日は整理収納の目的についてお話します。
私は整理収納サポートの時、お客様に必ずやってもらうことがあります。
それは、
「お片付け後のお部屋に自分なりのキャッチフレーズを決めてもらうこと」
です。
何のために片づけるのか、
どんな自分になりたくて片づけるのか、
部屋を整えて、どんな暮らしがしたいのか…。
答えを明確に出す必要はありません。
でも、一度でも「なんで私は片づけたいのかなぁ?どうなりたくて片づけたいのかなぁ」と頭をかすめてからお片付けをスタートするのと、しないのとでは、経過も結果も全然違ってきます。
かなりコストパフォーマンスがあがります。
えー、そんなこと考えたこともない~!と思われるかもしれませんが、
ほとんどのお客様は最初
「ただスッキリしたい」
「散らかった部屋をきれいな部屋にしたい」
という理由で依頼されているのが現状で、ヒアリング中の私とのやり取りの中、作業中になんとなく思いついてきますので、ご安心なさってくださいね。
ちなみに私の整理収納のキャッチフレーズは、
「私がいなくても家族全員が家での生活を快適に過ごせる家づくり」
です。
ママがいないと片付かいない部屋、
ママがいないと回らない家事、
ママがいないと立ち行かない子育て
では、困るのです。
子どもたち(現在小3・小1)がまだ乳幼児だった頃、専業主婦になり、次の仕事の目途も立っていない時から、漠然とこんな思いを抱いていました。
「いつかまた働きだした時のために、
私がいなくても家族のだれもが快適に暮らせる
さみしい思いは多少あっても、不安を感じさせることがない家になるように」
と思って、整理収納の仕組みを考えて、実行していました。
そして、その効果がこの度発揮されました!
先週末の三連休、子どもたちを夫にまかせ、一人で三泊四日大阪までお片付け行脚に行ってきました。
三日間片付け三昧。
片付けのことだけを考える三日間。
(家のことは、まったく心配していませんでした。)
新しい人との出会い。
楽しくて、楽しくて、とっても幸せな三日間でした。
そして、私が横浜に戻り、家に帰ったのは、小学校が始まっている火曜日の午前。
誰もいない家に帰ったのですが、家の中は、ずっとそこに私がいたかのようにいつものままのキレイな部屋の状態でした。
子どもたちは協力し合って、使ったものは元に戻し、お掃除もし、食事のお手伝い、洗濯物畳みなどなど夫と一緒に家事をこなしたようです。
快く私を送り出してくれた家族に感謝。
子どもたちの成長にも感動。
そして、そして、疲れて帰ってきて部屋が整っているのが気持ちいい!
元気がでます!
三日連続のお片付けに加え、飛行機での移動もあり、かなり体は疲れていたのですが、すぐにスーツケースをあけ、自分の荷物も早々に片付け(元の場所に戻すだけですから簡単です)、そのあと、5時間目の授業参観にも気持ちよくでかけられました。
家族のだれもが何がどこにあるのか分かる収納。
家族のだれもが家事のしやすくなる収納。
こどもたちも夫も「自分でできる」を感じ、自分を認め、行動できる心を育てる収納。
やっぱり自分が信じてやってきたことは間違っていなかったと、自分にやったね!家族にありがとう!と心から思えた三連休明けの火曜日でした。
自分らしく暮らす。
自分らしく働く。
自分らしく生きるって、本当に豊かで幸せなことですね。
誰もがこんなふうに思えるノウハウを私は持っています。
一緒にお片付けしてみませんか?
「スッキリ暮らす」はいくつのもの理由で成立しています。