7手詰将棋 | 虚海の千年の学び

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私こと虚海の将棋の勉強を中心に、お仕事のこと、競馬やゲームなどの趣味のこと、ファイターズのことなどを書いていきたいと思います。

こんばんは。虚海と申します。今日は当然平日、明日も明後日も仕事です。でも、娘が春休みで、やっと春期講習も終わりましたので、明日からは学校に行きません。彼女を朝駅まで送るのに毎日5時半起きだったんですが、当分(といっても1週間か)朝6時半に起きても大丈夫です。ちょっと時間に余裕ができました。朝は1時間が違うんですよねえ(笑)。

 

さて、今日は「虚海の棋書レビュー」。最近は数よりも1冊1冊を繰り返し反復することを意識するようになりました。なので、あまり棋書を紹介する機会が減っているのです。レビュー書くのも久しぶりなんだよなあ(笑)。今日はこちらの本です。

 

 

 

おなじみ高橋道雄先生の「7手詰将棋」です。ハンドブックシリーズと双璧をなす高橋詰将棋シリーズですね。

 

 

  本の特色は?

 

これは高橋詰将棋に共通している特徴なのですが、1ページ2問の問題が出題されていて、ページをめくると解答と解説という形になっております。解説は十分な量があるので、5手詰めができる方ならついていけないことはまず無いと思います。

 

問題の出題順ですが、まず最初の29番までが矢倉が崩れた形、次に美濃囲い、次に船囲い…という感じで、囲い順になっております。難易度順にはなっていません。特定の囲いを攻めて、ある程度寄ってきた状態が出題されるので、実戦で相手玉を詰ませる感覚で取り組めるのが高橋詰将棋の長所ですね。

 

 

  この本の難易度は?

 

ズバリ、初めての7手詰めにピッタリな本です。詰将棋が苦手な私でもなんとか頑張れば解ける程度のレベルです。初見で202問中29問間違えましたので、それでも正答率は9割弱程度。ちなみに、私は「5手詰ハンドブック」をスラスラ解ける程度の詰将棋力で、7手詰めはほぼ初めてでした。

 

ただし、高橋先生の「5手詰将棋」をスラスラ解けるようになっても、すぐにこの本は敷居が高いかな…と思います。「5手詰将棋」→「5手詰ハンドブック」→「7手詰将棋」の順が一番無理なくステップアップできるのかなと思います。

 

 

  オススメの対象

 

1級から詰将棋が得意な3級程度の方にちょうどいいレベルかなと思います。もちろんそれ以上でもそれ以下でも、7手詰めに初挑戦の方ならどなたでもぜひオススメしたいです。

 

余談です。個人的な感想ですが、私はずっと5手までしか詰将棋をしていませんでしたが、7手をするようになってから、じっくり考える癖がついてきたように感じています。私のように、伸び悩んでいる方は少し手数を増やした詰将棋に挑戦するのもいいのかもしれませんよ♪