おはようございます。虚海と申します。昨日で札幌での仕事が終了し、苫小牧に帰ることになりました。何度もこのブログで途中経過を書き続けていましたが、やっと単身赴任が終わります。2年7ヶ月が長いか短いかは人によって感じ方が違うと思いますが、私にとっては十分過ぎる長さだったみたいです。
7月に帰りたい旨を会社に言いました。正直、理不尽過ぎる上司と過酷過ぎる労働環境に嫌気が差していたのですが、ホームシックも限界まで来ていました。もっとも、理不尽な上司との付き合い方も少しわかってきましたし、労働環境も良化しましたので、そちらはだいぶ問題なくなっています。でも、家族と過ごす時間が私には何より大事ですし、それこそ理不尽に失われた2年7ヶ月を取り返したいと思います。失われた時間は決して戻ることはないのですけどね。
そもそも、私は単身赴任がダメだと思っていたので、会社とは道南地区から離れない契約を交わしていたのです。それが2年7ヶ月前に当時の上司から札幌は清田への転勤と、もう決定事項で異議申し建ては受けない旨をいきなり伝達されました。こいつが一番のガンで、なんなら今すぐでも訴えたいくらいです。
そして、それから2年が経過して、次の転勤は道南地区だろうと思っていたところで、札幌の中央地区への移動でしたからね。もう私を道南地区に帰すつもりはないんだなと思い、割と絶望したことを覚えています。
それと上記の上司と労働環境の関係で、完全に終わってしまいました。最初は仕事を辞めようと思っていたのですが、清田時代の部下のアドバイスでまず移動をお願いしてみました。結果的には大正解だったと思います。彼には感謝してもしきれません。
もちろん、いいことも楽しいこともいっぱいありました。考えようによっては、家庭と一人の時間を両方持てたわけですしね。それに、仕事上でもずっと苫小牧にいては経験できなかったことが怒涛のようにあったので、いいおみやげができたと思っています。それをこれからどう活かしていくかですね。
それにしても、まさか事務所も苫小牧に戻ることになるとは(笑)。いや、上記の通り、道南地区の契約ですからね。単身赴任が辛いことも上には言っていたので、多分苫小牧の実家から通えるところ…例えば千歳とか室蘭とかに赴任なのかなと思っていました。それが一番の驚きです(笑)。2年7ヶ月で得た経験と成長力を存分に見せつけたいと思います。がんばります。
私らしくなく、仕事にやる気になっていますね(笑)。
最後に。本当にいいお部屋に住むことができました。それほど高くもないし、静かで落ち着いていて、できれば部屋ごと持っていきたいくらいです。思い出もいっぱいあります。棋戦もほとんどここで戦いましたし、仕事への葛藤で眠れなかったり、窓から見える月を眺めながらお風呂に入ったり…
この部屋には心から感謝です!