三度こんにちは。虚海と申します。書けるときにたくさん書いておきます。競馬は豪快にハズレ。これだけ荒れられると仕方ありません。スパッと忘れてまた来週がんばります!
この記事は「虚海の棋書レビュー」です。好評か不評かはわかりませんが(笑)、私が実際に解き終わった棋書の感想を正直に書いていきます。本当に読み終わったもの以外は書かない方針なので、たまにしか書けませんけど、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。あくまでもウォーズ1級の感想なので、そこらへんもお忘れなくお願いします♪
さて、今日読み終わった棋書はこの本になります。
はい、二年前だったかな?マイナビ将棋文庫から出版された「ひと目の切り返し」ですね。いや〜難しかったです!
この本の特徴
基本的には「次の一手」問題集です。序盤60問、中盤70問、終盤70問の合計200問あります。相手が技をかけてきた瞬間の切り返しの一手(三手のこともある)を考える設定になっています。ヒントも難易度も書いているので、こういうのがお好きじゃない方もいらっしゃるかもしれませんが、正直ヒントがあってちょうどいいくらいですから、まあいいかなと思います。1ページに問題1問、裏ページに解説が書いています。
この本の難易度
最大の問題はこの本の難易度です。いや、難しい(笑)。序盤編と中盤編はまあいいんですよ。終盤編がまあ難しい。私の序盤編と中盤編の正答率は7割程度ありましたし解説もだいたい理解できましたが、終盤編は3割もできませんでした。答えを見て解説を見ても、「うーん、そんなもんか…」ということもけっこうありました。
また、問題ごとの難易度の開きもすごく大きくて、難易度最高の☆5つは私にはほとんどできません… いや、私の実力不足なのはそのとおりなのですが、どの棋力層をターゲットにしているか今ひとつわからない感じです。簡単な問題は多分3級とか4級にもできそうですけど、難しいのは初段とか二段とか以上でなければダメなんじゃないかなあと思いますね。
おすすめできる方
うーん… 簡単な問題に限定すれば、1級〜3級くらいでも十分取り組むことができます。ただ、終盤編や難易度が高い問題で間違えまくっても心が折れないことが条件かな(笑)。ここらへんの問題は解説を読んでも納得できないことも多いので、それも気にしないことが大事です…
だから、級位者にはあんまりオススメできないかなあというのが本音です。私は有段者ではないので言い切れないのですが、有段者ならそこらへんの問題がクリアされるのかもしれません。最初の印象はすごく良かったんですけどねえ。私のレビューにしては珍しく、あんまりオススメできません。ごめんなさい。