こんばんは。虚海と申します。先ほど、サークル内の棋戦で負けました。相手は初段の方でしたけど、序盤からずっと有利で、正直途中で楽勝だと思ったくらいでした。ただ、油断だけはしないようにしようと思っていました。その甲斐あって、相手に詰みがあるところまでいきました。
この局面、有段者…どころか二級以上なら普通に92飛→82合→61銀→同玉→52歩成→72玉→62金までの7手詰みはすぐ見えるはず。ところが、2分くらいじっくり考えても、92飛がどうしても見えず、結局追い回して捕まえられずに逆に詰まされてしまいました。
初段相手に圧倒できる力が有っても、最後の詰ませる力が足りないだけで勝ち切れない好例となってしまいました。大勢のギャラリーがいたのに、本当に恥ずかしい。見ていた人は、こいつこんな詰みも見えないのかと私をバカにしてるんだろうな。実際見えなかったのだから、悔しいけど反論も無いです。
さらに、今回の棋戦はチーム戦。私が勝ちを負けにしてしまったおかげで、チームは残り全勝しても、良くて引き分けという状況になってしまいました。チームのことを考えると、私の犯した罪は万死に値します。本当に申し訳なくて言葉もありません。
要は詰ませる力をいかに付けていくか。これは前にも書いたけど、筋トレみたいなもので一朝一夕には付かないと思います。毎日詰将棋や詰めチャレを地道にこなして、筋を身につけていくしかないのかなと。朝しかしていなかった詰将棋を夜にも取り込んで、量を増やしていこうと思います。
サボりたくなったり辛くなったら、今回の屈辱的な負けを思い出して、自分を奮い立たせたいと思います。悔しくてお風呂の中で涙が止まりませんでした。もうこんな悔しい思いをしたくないし、他の人にバカにされたくない。チームに迷惑をかけたくもない。そのためにも、毎日の勉強を頑張るしかないんですよね。
今日のことは、きっと忘れない。