おはようございます。虚海と申します。新しい職場になって3週間がたちました。すっかり慣れました…とは全く言えず、肉体的にも精神的にも本当に疲れます。それでもまあ1週目よりはなんぼかはマシかなあ。どこまで慣れるかはわかりませんけど、もう少しだけは慣れると思います。
新しい職場の根本的な問題は明らかになっていますけど、私にはどうすることもできない問題なので、知ったことじゃありません。そこが解決しない限りは何をやってもほぼ効果が無いのはわりと自明なので、正直やる気も無いです。淡々と日々の業務をこなして次の転勤まで乗り切りたいと思います。2年もありますけど、のらりくらりと立ち回るしかありませんね。
本来は私の会社は土日の週休二日制なのですが、この3週間で2回も土曜出勤があったこともやる気を奪ってくれています。私の生きている上の癒しは家族なので、会える時間が減っているのは痛いですね。短時間でも効果的に気力を回復させるために、おいしいものをみんなで食べに行ったり、あんまり我慢しないで派手に楽しもうと思っています。お金を多少かかってもいいや。私頑張ってるもん。
さて、将棋の話。昨日はサークル内の棋戦で負けました。ほとんど時間切れ勝ちだったのに、あまりにもみっともない頓死でした。負け方が悔しくて、机に突っ伏して号泣しました。家族は悟ってくれて声をかけずにみんな自室に戻ったり布団に入ったりしてくれましたが、心配かけてしまったかな。申し訳ないことをしちゃいました。内容的には互角か少し悪いくらいだったと思う。仮に時間がお互いにもっと残っていたとしたら、もっと長引いたかもしれません。棋戦は内容よりも結果にこだわりたいと思っているので、時間切れでも勝つことが大事。見逃さずに詰ませたお相手もお見事でしたが、勝ちを自分から捨てるとは情けないです。
朝5時半~6時の30分の勉強と、帰ってきてから22時50分~23時半の勉強は維持できていると思います。ただ、以前に比べれば勉強時間は半分程度。将棋って強くなるにも勉強は必要だと思いますが、現状維持だけでもそれなりに勉強が必要な趣味だと思います。夜は実戦と詰めチャレなので、朝の30分の勉強だけでは多分現状維持が限界なのかもしれません。サークルのメンバーはドンドン強くなっているのに自分だけが現状維持では、勝てていた相手に負けるのも仕方ないのかな。才能が無い分努力でカバーしていた感は否めませんしね。
ただ、実は毎日やっている5手詰ハンドブックは、1日5分でも今回のほうが前回の周回よりも正解できている問題は多いです。もしかしたら、わずかな勉強時間しか取れなくても効果は無いわけでもないのかなと思わなくもないんですよね。それでも以前より調子は明らかに悪い。実はそれがどうしてなのかは自分でもわかっているんですよね(笑)。
「頓死が多すぎる」
原因はほぼこれに尽きます。20分間集中して相手の読み筋や手をしっかり読み切って、1手ずつ丁寧に指す。これができなくなっています。いや、以前からもこれができず、高段者の方からもっと時間をかけて指すことを注意されていました。一時期は少し改善されて、今でも以前よりは時間をかけて指すことができるようになってはいるのですが、フッとエアポケットに入ったように手拍子で指してしまい、今回みたいな頓死をすることが極端に増えました。
ぶっちゃけ、今は級位者相手なら頓死を除けば勝率は8割~9割ですが、頓死してしまったら相手が1級だろうが5級だろうが勝てません。勉強法云々よりも頓死しない方法を考えた方がずっと効果的に結果を出せるような気がします。心がけ一つで変われるのかな。いや、今までも何度も頓死やうっかりをしてきて、自分でも問題だと思っているのに繰り返してしまう。おそらくは集中力が20分持たないとか、個人の能力的な問題なのかなと思わなくもないです。
そして、頓死が増えた原因こそ、今の環境にあると思っています。仕事の疲れでただでさえ弱い集中力がさらに弱くなってるように感じます。環境は変えることができないので、集中を維持する方法みたいなビジネス書を読んでみようかな。ここをクリアできれば勝率はかなり上がると思う。当面は意識して対局するくらいしか思いつかないけど、なんとか克服したいと思います。
もちろん、うっかりや頓死をゼロにすることは不可能だし、うっかりや頓死も負けは負けなのは理解しています。ただ、やっぱりミス無しでガチガチに指して負けるよりも後悔してしまうし、ミス無しで負けたら相手が強かったってスッキリ思えるのです。