ひと目の詰み | 虚海の千年の学び

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私こと虚海の将棋の勉強を中心に、お仕事のこと、競馬やゲームなどの趣味のこと、ファイターズのことなどを書いていきたいと思います。

おはようございます。虚海と申します。今朝まですごい雪が降っていて、外に出てみると足首くらいまで埋まる程度には積もりました。札幌市には除雪と排雪を頑張ってもらって、私が明日再び札幌に戻ってくるまでにはキレイにしておいて欲しいものです。



いや、研修が13時半まであるので、それから実家に帰ったらもう15時。そこから休憩ナシで連れとスーパーに買い出しに行きます。明日は明日で娘の問題集を買いに札幌まで家族で来ます。んで、月曜日の朝にまた札幌へ行くと。3日で3往復って笑えますね(笑)。


まあ、だいぶ雪にも慣れてきましたけどね。


さて、今日は土曜日。「虚海の棋書レビュー」の日です。このコーナーってどれだけ需要があるのか?って感じですが、まあいいでしょ。そして、毎週土曜日にこれを書くということは、1週1冊ずつ棋書を読まないといけないということですね。いや、さすがに無理だって。多分そのうち、土曜日は「虚海のブックレビュー」になって、ビジネス書とか新書なんかも紹介するようになるかもしれません(笑)。その時はその時で…


相変わらず話が逸れる。


今日ご案内するのはこの本です。

 

 はい、去年2020年にマイナビ将棋文庫から出版された遠山六段の著書、「ひと目の詰み」になります。よく考えたら、先週この本のことはチラっと書いたような気がしますね。個人的にはとてもいい本だと思いますよ。


  「ひと目の詰み」の特徴は?

この本は俗に(私だけかも)いう新ジャンルの詰将棋になります。「駒余りOK」「相手の持ち駒制限あり」「余詰めあり」という、昔ながらの詰将棋のルールを一部無視したルールにすることで、実戦に出てきやすい形や手筋を反映させやすくなっております。実戦的な詰ませる力を養うことができる本です。問題は全部で200問。ラスト11問は遠山先生の実戦からの問題で、19手詰めとかも載っています。私はその部分はサクッと無視して解いてません(笑)。それ以外の189問は1手詰め(3問しか無いけど)〜9手詰めまでになっておりまして、全部に難易度とヒントが書いています。


  この本の難易度は?

最長9手詰めですが、難易度的にはそれほど難しくはありません。ヒントが余計ですが、ヒントを見なくても私(一応ウォーズ1級)でも初見でも8割位解けました。それほど込み入った問題や詰将棋独特のテクニックを用いる問題は少ないので、サクサク解けると思います。最も難しくても詰めチャレのレート1700くらいでしょうか。書いていて今気づきましたけど、詰めチャレを本で解くような本という表現がいい感じだと思います♪


  オススメ度は?

先週も書きましたけど、「新ジャンル」詰将棋シリーズは私の知りうる限り3冊あるのですが、「羽生善治の実戦の詰み」がスラスラ解けたら次はこの本だと思います。1級の方までならオススメ度はSでいいと思います。初段以上の方や、らいー○○さんのように級位者でも詰将棋が得意な方には少し簡単かな。「実戦詰め筋辞典」を簡単にしたような本なので、強い方はいきなりそちらでもいいのかもしれません。私と同じ〜やや下程度の棋力の方にはピッタリです♪


一瞬雪が止んだと思ったのに、また降ってきましたね(笑)。