こんばんは。虚海と申します。今日はクエストで1局。相手は初段の方でしたが、我ながら攻めと受けのバランスが効いた好局だったと思います。大差になってお相手が投了でしたが、おそらくは相手の狙い筋はすべて見破れたと思います。常にこういう将棋が指せたら、きっと私は初段どころか二段以上だと思うのですが… 私は不安定の結晶みたいな人ですからねえ(笑)。
気分を良くして、今お風呂に入ってきたのですが、腰を痛めてしまいました。ピキッときちゃったんですよね。お風呂から上がってすぐに湿布を貼りましたが、明日までに治ってくれればいいのですが… 私のお仕事って肉体労働もあるので、腰をやっちゃうとガチで厳しいんですよね。高い方の湿布にしたほうが良かったかな(笑)? もう後の祭りですね。気合い入れて寝ます。
それはさておき、今日は夜8時から石川泰先生の「初段へのロードマップ」(だったか?)という講座がZOOMで無料で開催されておりましたので、拝見させていただきました。私はいつも石川先生の動画や本を読んでいるので、目からウロコ的な話は少なかったのですが、なるほどなあ…と思うことがいっぱい有りました。特に、終盤は「方針を決めて速度計算をする」は意識していなかったです。詰将棋の話とか、定跡の勉強(半分程度覚えていればOKというのは安心した)とか、大変参考になりました。これが無料というのは申し訳ないので、11月に出る新刊は必ず買います!
それらを踏まえて、将棋の勉強の仕方について、少し振り返りと見直しをかけたいと思います。これって頻繁にし過ぎると軸がブレますが、定期的にすることはとても大切だと思うのですよ。
詰将棋〜5手詰めを1問30秒以内で!
先程の講座によると、詰将棋はやはり大切だそうです。詰め筋を覚えることと、読みを鍛えるトレーニング的な効果が期待できると。で、5手詰めを1問30秒以内で解けるようになること、暗記でもかまわないことなどが挙げられていました。で、私は現在高橋先生の「5手詰将棋2」を繰り返しておりますが、ほぼ全問解ける状態までは反復できています。今後は、同じ先生の「5手詰将棋」と「5手詰将棋2」を交代で反復していきたいと思います。私の場合は土日は勉強が難しいので、月〜金で1日40問ずつ解けば1週間で1周できるので、2冊を1週間ずつ交互に1周ずつしていきたいと思います。とりあえずは半年繰り返すつもりです。それで12周ずつ繰り返せるので、さすがにスラスラになるでしょう。それにしても、普通の人はこれをハンドブックでするんでしょうけどね(笑)。私はこちらのシリーズのほうが好みなので仕方有りません。
詰めろ・必至問題〜見落とされがちでも重要!
同じ講座によると、詰将棋はほとんどの人がするけど、詰めろ問題はしていない人が多いとのこと。当然の話ですが、詰将棋の形(王手の連続で詰む)になるまでには必ず詰めろになるわけで、寄せているうちにたまたま詰めろになるのか、それとも詰めろをかけることを意識しながら寄せるのかでは大きな違いなんだそうです。なかなか詰めろの本って無いのですが、必至問題はいくつか有りますよね。私は現在「1手必至」の2周目を解いていますけど、これは今後も継続していきたいと思います。やはり半年くらい反復して、読みを鍛えるのと同時に「詰めろ」や「必至」の形に対する嗅覚を鍛えたいと思います。今は1日6問ずつですが、3周目からは1日10問ずつとかでいいかな。
棋譜並べ〜身につくように反復しよう!
棋譜並べの話は講座では出ませんでした。石川先生はYou Tubeの中で棋譜並べをよく勧められていましたので、出てくるかなと思ったのですが。それはさておき、今の私は「棋譜並べ上達法 振り飛車編」を並べています。今2周目なのですが、正直意味が有るのかな?って思わなくもありません。結局、並べるだけで頭に入っていないような気がして… そこで、これもやはり反復の効果に期待します。1週間の間、同じ棋譜を毎日並べようと思います。これによって、同じものを5回も並べるのですから、少しは頭に残るんじゃないかなと。この本には13局の棋譜が載っているので、13週間後にはある程度の効果が期待できるかなと思います。その後は、途中になっている「中飛車名局集」かその頃には出ていると思われる「中飛車戦記」を同じ感じで並べたいと思います。
定跡〜大きく「駒組み〜仕掛け〜その後の方針」を抑える!
定跡に関しては、100%すべて覚えこむ必要はなくて、石川先生によると40%くらいでいいそうです。で、頻出形の駒組みから仕掛け、仕掛けが成功した後どう指すかの方針までを覚えると。それを数パターン覚えればいいそうです。私の場合は中飛車と角交換四間飛車なので、さっそく中飛車の定跡から読み直してみたいと思います。すべて覚えなくてもいいなら気も楽ですね♪ せっかく先日買った、戸辺先生の「1手ずつ進む先手中飛車」がいいですね。その後、石川先生の「中飛車のポイント」にも再挑戦したいと思います。
手筋〜どれだけ覚えているかがとても重要!
手筋については、特に中盤では、手筋をどれだけ知っていてどれだけ使えるかがとても大切なんだそうです。読みよりも手筋の習熟度・知識を上げることが大切なんですね。今解いているのは「手筋を覚える問題集」なんですが、これは1日10問とか解くのは不可能でした。全然身についている感覚が有りません。1つの手筋に4〜6問出題されているので、1日1手筋覚えるくらいの感覚でいいのかなと思います。2ヶ月でできるようになる計算ですから、年内には。
実戦〜質も数も両方必要!
実戦については全く講座の中ではお話がありませんでしたので、今思っていることを書きます。まず、10秒や3分は絶対に指さない。10分などの長い時間の将棋だけに絞ります。次に、じっくり考えてミスを極力減らすことを意識して、読みをしっかり入れた将棋を心がける。当然振り返りは必要。でも、1日1局では少な過ぎる。感覚を磨くためにも、1日最低2〜3局は指すようにする。今、振り返りはブログに書いていますけど、少し内容が重すぎて数が指せません。もう少し軽めの振り返りでいいので(仕掛けが成功したか否かと好手・悪手を1個くらい)、数も意識したいと思っています。
お楽しみ枠〜夜15分、好きな棋書を読もう!
これ以外に、夜の枠で15分間読みたい棋書を読む時間を設けたいと思います。朝は実戦以外の上記で手一杯になると思うので、夜は実戦以外になにか1冊本を読みたいと思います。今考えているのは、先日買った「終盤戦のストラテジー」なのですが、難しい本だと思うので11月中に読み終わることを目標に読んでいきたいと思っています。その後レビューを書く約束もしていましたしね。それ以降は、「寄せの手筋200」「受けの手筋200」「美濃崩し200」の金子タカシコーナーにしても面白いですね。というか、金子コーナーは朝にねじ込めないかなあ。2ヶ月で1冊仕上げるみたいな。できそうな気もしますね。
最後に
石川先生の講座のおかげで、インスピレーションがたくさん得られてたくさん文章を書けました。今後も応援しています! 絶対にこれを読んではいらっしゃらないと思いますけど(笑)。