【第3局】入玉っていいね | 虚海の千年の学び

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こんばんは。虚海と申します。仕事が忙しかったのは今日まで。明日からは少し楽になります。少し限界が近かったので、とりあえずは良かったかな。

今日の対局は1級の方が相手でした。

おおまかに振り返って

私が先手番で、先手中飛車対三間飛車の戦型になりました。私が浮き飛車に構えて飛車先交換を防ぎましたが、相手は石田流から駒組みを進める形に。こちらも美濃囲いから陣形を整備しました。先に動いたのは私でしたが、相手の飛車の横効きを見落として右香をただ取りされ、全く同じ形で左香も失う厳しい展開に。さらに強引に角を切り、取った桂で角銀両取り。さらに飛車を切って、飛車金領取りをかけましたが駒損が大きすぎてほぼ敗勢。相手の狙い筋に尽く引っかかって(ここら辺ではほぼ勝負を捨てた感もあった)、桂のふんどしで王手金取りを喰らってみたりもしましたが、なんとか入玉して少しずつ形勢が有利に。相手が駒を使って迫ってくるも、受け続けているうちにこちらのようが駒得になり、最後は即詰みに討ち取ることができました。

棋譜を見直してみて

①やはりこの2連続の飛車の横効きの見落としが痛すぎました。でも、上で16飛車と回ったら攻めがつながらなかったでしょうか。

ぴよ将棋によると

①について。うーん、成り立たないわけでもない… ただ、その後の展開を見ていくと、結局先に飛車を打たれる形になって形勢が良くはならないみたいです。やっぱりこの形は避けるべきでしょうね。当然。

それ以外に、ここはチャンスでした。相手の13角に対して54歩で、同歩なら11角成、22銀なら53歩成です。

また、ここは12金ではなく飛車でなければいけませんでした。普通に32馬で詰んでましたね(笑)。

序盤から最悪に悪くしたものの、なんとか粘り倒しているうちに逆転することができました。どうにもならなくなったら入玉というのは、ある意味有効な考え方ですね。勉強になりました。相手の方には気の毒でしたけど… 途中で絶対勝ったと思っただろうから。