こんばんは。半人半鬼の虚海と申します。今日は大変嬉しい買い物ができました♪
はい、スイッチライトを買いました。やっと連れが許してくれました。モンハンライズそのものは3月の発売日に買ったのですが、なにぶんスイッチは苫小牧の実家にしかありません。単身赴任先の札幌で練習できないので、全然うまくならないし、進まなかったんですよね。
でも、これで札幌でも存分に練習できます。もちろん、仕事や将棋に支障をきたさないようにですけどね。大体、1日1時間くらいできればと思っています。今はオンラインするつもりはありませんけど、札幌のアパートの集合Wi-Fiでオンラインできるかなあ…心配です。
さて、将棋の話。今日は久しぶりに棋書レビューを書いてみたいと思います。えーと、前回は3手詰ハンドブックまで書いたんですね。その後、3手詰ハンドブック2を解いたんですが、正直これは1をやっていたらスルーでも良かったかな。1か2か、どちらかを暗記するレベルでやっておけば十分だと思います。
で、その当時に、序盤の定跡も身に付けなければと思って勉強していたのがこの本です。
はい、戸辺誠七段が書かれている、ルーク出版の「攻めて強くなる 戸辺流中飛車」です。人気の本なので、読んだことがある方もたくさんいらっしゃるんじゃないかなと思います。
この本の最大の特徴は、なんといっても「DVDが付いている」ということでしょう。戸辺先生と藤田綾ちゃんが本の内容を動画で解説してくれ、実に約2時間ほどの大ボリュームなんですね。当然、本で棋譜を追うよりも頭に入りやすいですし、その後1問1答形式の本を読めば、しっかり頭に入るということですね。
また、先に本を読んでから動画を見るという方法もあるでしょうし、そもそもどちらかだけでも大丈夫という方もいらっしゃるかなと思います。私は動画→本の順番でしたけど、動画は結局1回しか見ていないかも。やっぱり、本で勉強するほうが時間はかかりませんしね(笑)。
で、肝心の本の内容ですが、
・第1章:先手中飛車 5筋位取り
・第2章:先手中飛車 角交換型
・第3章:後手中飛車(ゴキゲン中飛車)
・第4章:先手中飛車 相振り飛車
という感じです。要は、後手中飛車の相振り飛車以外すべての範囲が網羅されております。対象が級位者向けなので、深い変化まで書いていない部分も多々ありますし、相手の応手が最善でない部分もあります。最終的に互角で終了している部分もあります。でも、とりあえずほぼすべての範囲を網羅的に書いてくれているので、中飛車をスタートする上ではまずこれからスタートすれば安心だと思います。
そういうわけなので、本格的に中飛車を勉強する上では、さらに別の本が必要になります。例えば中飛車穴熊や居飛車穴熊については一切触れていませんし、右玉とかについても知識が必要になりましょう。でも、それはこの本が対象にしている部分ではありませんので、これはこれでとてもいいと思います。まずはこの本をすべて理解して覚えて、それから次の勉強に進むのがもはや中飛車勉強の王道に近いと思います。
中飛車を初めて勉強する級位者にはSランクの本だと思います。有段者には…もっと難しい本がいろいろありますね(笑)。