詰みの基本手筋 | 虚海の千年の学び

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私こと虚海の将棋の勉強を中心に、お仕事のこと、競馬やゲームなどの趣味のこと、ファイターズのことなどを書いていきたいと思います。

おはようございます。半人半鬼の虚海と申します。5月も終わりが近づいていますね。もう1年も半分過ぎようとしています… 私は6月が誕生日なので、46歳ももうすぐ終わってしまいますね。今年も充実した1年だったと思います。誕生日は20日なので、まだ1ヶ月あるんですけどね(笑)。


さて、今日も棋書レビューを。今日は私が本当に気に入っている本をご紹介したいと思います。

 

 

はい、マイナビ出版から刊行されている、北浜健介八段の「詰みの基本手筋」です。この本は「詰みの手筋」について基本から説明してくれていて、頭金からスタートしてよく出る詰みの手筋がわかりやすくまとめられています。


・第1章:絶対覚えたい基本手筋20

・第2章:ワンランク上に行くための重要手筋

・第3章:手筋応用編

・第4章:囲い攻略の詰み手筋

・第5章:練習問題


特に、1章と2章は絶対に全部覚えるくらいまで勉強するべきだと思います。2ページで1テーマなのですが、右ページで基本例題、左ページに応用例題っぽいのが載っています。そもそも問題集ではないので、いきなり本文で答えと解説が始まるのですが、それを読まないで問題だけ見て、解いてから本文を読むことで問題集としても使えます。


3章は手筋を組み合わせた問題が10題。4章は囲いごとによく出る手筋をまとめてくれていますが、1・2章に比べると少し重要度は落ちるかな。5章は詰将棋が20題。それほど難しくはありませんが、手数は長いものもあります。あんまりここは頑張らなくてもいいかなと思います(笑)。


対象となるのは、おそらく初心者〜2級くらい。個人的には、将棋を始めた初心者が、駒の動き方と3手詰めができるようになってすぐに取り組むのがいいかな〜と思います。同じ時期にオススメしたい本に「ひと目の寄せ」がありますが、これはどちらが先でもいいかな。でも、どちらも読むべき名著です。


また、1級〜初段くらいの方にしても、きっと知らない手筋が何個かはあるんじゃないかなと思いますし、復習に一読しても時間の無駄にはならないと思います。


マイナビさんは絶版になるのが早い印象があるのですが、ぜひこの本は末永く残ってほしいと思います。初心者〜級位者限定でオススメ度がssで(笑)。