平成25年tw

「水戸黄門」第6部第1話で光圀が言うには、薩摩の百姓は自分で作った米を食えず、薩摩芋を食べていたらしい。光圀隠居の時代は綱吉の治世の元禄年間。しかしネットで調べると薩摩芋が薩摩につたわったのは光圀没から数年後で、関東にひろまったのは吉宗が青木昆陽に栽培を命じた時である。

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平成27年tw

/@kyojitsurekishi/

2010年、『水戸黄門』の由美かおる「降板」(実際は準レギュラー化で、2011年の最終回SPまで出演) 

/Y!Blog『水戸黄門』の由美かおる降板 | 虚実歴史のブログ (ameblo.jp)/

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令和5年pst

「水戸黄門」第43部最終回の劇中、光圀は既に唐芋(からいも)即ち薩摩芋(甘藷)を入手しており、助・格・八兵衛に命じて水戸・西山荘の近くの畑に植えさせていた。伊武雅刀が演じた素浪人も初めて見たようで、つまり元禄時代において、甘藷は、まだ本土では余り知られていなかったという設定らしい。

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令和6年pst

/#元禄レトロ/#昭和レトロ

「水戸黄門」第6部第1話再放送 

1975年(昭和50年)3月31日初回放送 2024年(令和6年)1月12日再放送、BS-TBS 劇中、将軍綱吉の時代の時点で薩摩の庶民はコメの代わりに薩摩芋(甘藷)を食べていた。 

1698年(元禄11年)、青木昆陽誕生。

/BS-TBS|水戸黄門 第6部 <デジタルリマスター版>/

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「水戸黄門」第6部第1話 

享保の改革よりも早く、元禄時代から光圀はサツマイモ(薩摩芋)を知っていた…という歴史観。 

奥女中・市橋:沢村貞子 

弟子丸左源太:西郷輝彦 

千枝:山口いづみ 

高城主水:岡田英次

BS-TBS|水戸黄門 第6部 <デジタルリマスター版>

 

「水戸黄門」第6部第で、将軍(または将軍家)の息女らしい竹姫(演:鳥居恵子)が若き島津藩主(演:太田博之)に嫁いだ。 実際は清閑寺熈定の娘・竹姫が綱吉の養女になってのちに島津継豊に嫁いだが、これは吉宗の治世、享保14年(1729年)の出来事。 島津継豊も竹姫も光圀没後に生まれた。

 

女性レギュラーが霞のお新(演:宮園純子)。「山口いづみ」も「由美かおる」も役が一定しないゲスト出演者だった時代のシリーズ。

/水戸黄門 第6部 - 映像制作 | 株式会社C.A.L(シー・エー・エル) (cal-net.co.jp)/

/BS-TBS|水戸黄門 第6部 <デジタルリマスター版>/

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日本本土で本格的に甘藷(薩摩芋)が広まったのは享保時代から。「水戸黄門」で元禄時代に光圀が食べた薩摩芋は慶長14年(1609年)の琉球侵攻で伝来したものであろう。

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慶長14年(1609年)薩摩が琉球へ侵攻 

元禄13年12月6日(1701年1月14日)徳川光圀没 

享保17年(1732年)享保の大飢饉 享保19年(1734年)ごろ 

青木昆陽が江戸へサツマイモ(薩摩芋)を伝える 

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姫様のゼイタクも問題だが、自称「副将軍」「さきの中納言」水戸光圀(徳川光圀)の「世直し旅」も税金の無駄遣い。旅の途中で一文無しになる展開もしばしば。ある意味、水戸の隠居は「悪代官」より始末が悪い。

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「水戸黄門」第6部第1話の劇中、里見浩太朗と横内正が西郷輝彦と剣術で「対決」(敵同士ではなかったのですぐ終了)。「大岡越前」のドラマ、「江戸を斬る」の遠山金四郎、「忠臣蔵」でお馴染みの大石内蔵助と縁がある俳優が3人。

 

/#時代考証のなってない時代劇/ /#時代考証

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元禄10年(西暦1697年)に宮崎安貞が『農業全書』刊行。もし徳川光圀が甘藷の存在を知っていたとするとこの本が情報源だったか?

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参照

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