【再掲】「侍G」における大LB1号

番場蛮が打者のバットにボールを当てて凡打に打ち取ったことがある。
アニメでは、自分で記憶では確か1973年の日本シリーズを描いた第41話「復讐雨の中の日本シリーズ」だったか。その場合、分身魔球の時期、相手は南海ホークスの打者になる。
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原作では講談社漫画文庫第5巻の169ページで、ハイ･ジャンプ魔球の時期で、相手は大砲万作。「【7】魔球の章」の「長島逆襲策の巻」であった。
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アニメで大砲はHJ魔球に対し、片膝を立ててバントの構えをし、バットにボールが当たってから振り回す打法だった。これなら大LB1号も3号も打てる。
一方、原作では投手に背を向けて寸前までボールを観ない背面打法。

番場蛮が「大リーグボール1号」を投げたのは原作では一度きりで、アニメでも一度だけだったように想う。
打者のバットにボールを当てる手段は、不意打ちでやるから効果があるのであって、決め球にしてしまうと、それを前提として花形やオズマのような強打者に攻略されるのは目に見えている。

危険球は故意か否かの問題について、ある元プロ野球選手が「当てるコントロールがあったらストライクを取る（したがって投手が故意ではない）」とコメントしていたと想う。それはバットに当てることにも言える。

のちに1978年、星飛雄馬は右投げで蜃気楼の魔球を編み出したが、それは一種の分身魔球であった。番場蛮の分身魔球とは原理は違うようであった。ただ、分魔球の前のハラキリ・シュートで明確であったように、どんな魔球もキャッチャーが捕れないと話にならず、捕手が捕れるなら打者に打たれる危険性がある。
アニメの分身魔球は73年巨人V9に貢献したが、原作の分身魔球は巨人をV10に導くことができずに終わり、蜃気楼の魔球も短期で攻略され、78年に巨人は優勝を逃した。

1973年の巨人×南海の日本シリーズ、32年後の1995年に王貞治がホークスの監督になり、

2008年北京五輪のあと王と野村が星野ジャパンの敗因を分析していたあたり、因縁じみている。

@kyojitsurekishi 「侍ジャイアンツ」の文庫3巻、1971年（昭和46年）のシーズン中、番場蛮が明治神宮に参拝、番場が神社内の食堂らしき場所で食事中に、眉月光がオープンカーで現れ（助手席に美波理香も同席）、ここで眉月は番場に宮本武蔵の話をした。

〔17:20 - 2013年10月3日〕

@kyojitsurekishi 「侍ジャイアンツ」文庫5巻169頁で番場蛮は大砲万作を大リーグボール1号で打ち取った。

〔17:48 - 2013年10月3日〕

Kench15🍓🐼(@Kench151)さん Twitter

【記憶の穴】

1972年連載中『侍ジャイアンツ』に出てくる中日大砲(≠大豊)の背面場外弾の犠牲になった三塁側内野周辺にあるとおぼしきラーメン店の実在の有無(・_・) 現ナゴ球三塁側は公園なのだが？ ..当時に詳しい人誰か

因みに今日(12/6)誕生日でもある車田正美先生がアシスタントをされてる← 後の『スケ番あらし』『リンかけ』キャラの原形が⁉Σ(゜Д゜)

〔17:32 - 2017年12月6日〕〔17:41 - 2017年12月6日〕

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