【再掲】『こちら葛飾区亀有公園前派出所』【作品】
【こち亀.com|集英社 こちら葛飾区亀有公園前派出所公式サイト (j-kochikame.com)】
【こち亀.com|集英社 こちら葛飾区亀有公園前派出所公式サイト|こち亀年表 (j-kochikame.com)】
ネットの資料によると、両さんは西暦1945~1954年のいずれかの時期の生まれで、主な少年時代を西暦1955~1964年に過ごしたことになっている。
少年時代、トロリーバス(線路不要の路面電車の一種)に乗った経験がある。
ネットで調べると都営トロリーバスは1968年廃止であった。
もし、両津が1954年生まれとすると、番場蛮、藤村甲子園、安倍晋三と同年生まれである。
すると、少なくとも西暦2004年で50歳、ソチ冬季五輪の開かれる2014年には還暦を迎えるはず。
両さんは『巨人の星』のファンで星一徹に似た親父と会ったこともある(ちゃぶ台ひっくりかえしや火だるまボールのノックを何度も目の当たりにした)。
両さんは昭和の文化にくわしいだけでなく、インターネットや携帯電話にもくわしいく、後輩の警察官が遺失物としての携帯電話の持ち主を探すとき、両津に頼ったほどだ。
4年に一度、夏季五輪のときだけ目覚める同僚もいる。
日暮熟睡男(ひぐらしねるお)という男で初登場が1980年モスクワ五輪のとき。次に84年ロサンゼルス五輪、88年ソウル、92年バルセロナ、96年アトランタ五輪のときは地下から掘り出され、知事が青島幸夫になったことを両津から聴かされても初めは信じられなかった。
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日暮は1996年に目覚めたとき、麗子が使っていた携帯電話を観て驚き、「信じられない。すごい時代だ」と感動していた。一方、携帯電話が日常化した時代を生きていた両津は「町じゅう、電子音と一人しゃべりだらけで迷惑だ」と文句を言っていた。さらに両津は携帯電話を紛失し、当時のPHSと携帯電話がつながらなかったことで「不便すぎるぞ!」と叫んでいた。
つまり、『ドラえもん』の「糸なし糸電話」が「携帯電話」として現実の物になると、夢がかなった喜びはほんの一時的なもので、すぐにそれが当たり前になり、むしろ邪魔に思えるようになった。
1996年の亀有公園前派出所で携帯電話に感動したのは、携帯の普及していなかった時代からタイムスリップしてきたように、4年の眠りから目覚めた日暮巡査だけであった。
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関連語句
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参照
『こち亀』の日暮熟睡男(ひぐらしねるお)巡査年齢変遷推定【人物】
2016-09-06 21:20:48
「希望の煙突『夏』-1963-勘吉たちの夏休み」
<令和5年>