明治元年は1868年だから明治32年は1899年である。明治32年がいつの時代かわからない人は、明治元年がいつの時代かもわかわないだから、そういう人は江戸時代がいつ終わったかも知らないのだろう。「明治の文豪」を「1868年から1912年までの文豪」と言い換えないと理解できない人が今後増えるのだろう。
一応、この記事では元号のあとで西暦が併記されている。
〔ことしの出生数 90万人下回る見通し 少子化想定上回るペース | NHKニュース〕
〔出生数86万人に急減、初の90万人割れ 19年推計 日本経済新聞〕
NHKがニュースで「明治32年」「昭和22年」という和暦による紀年法を使ったとすると、それが「今の日本人は『明治』と『昭和』なら理解できる」という前提に基づいているのだろう。これが「文政10年」や「安政5年」まで含んでいるデータだったらNHKは元号で表しただろうか?
【西暦】
1923年 関東大震災
1995年 〔#阪神淡路大震災〕
2004年 新潟県中越地震
2011年 東日本大震災
【元号】
大正12年 関東大震災
平成16年 新潟県中越地震
平成23年 東日本大震災
blanc_bleu(@blancbleu4)さん Twitter
元号でいう「明治」、西暦で1860年くらいになるのかな。。ネトウヨとかが加害から話を逸らすときに、こういう差別被害の話をすることがあるようだけど。。被害を自分たちに置き換えて考えるっていう視点を持ってほしい。 自分たちがされて嫌なことを、他の国にするっていうのはあり得ない。。
明治は1868年から1912年まで。1860年は安政7年から万年元年に改元された年。 ちなみに幕末の天皇は孝明天皇。これは基礎教養だろう。
日本人が中国人に明治時代を説明する場合、当時の中国では清朝末期の3人の皇帝(同治、光緒、宣統)の時代だったと言えばいい。1868年は慶応4年、明治元年、同治7年。1894年が明治27年、光緒20年。1911年は明治44年で、この年に辛亥革命。1912年は明治45年から大正元年になり、この年が中華民国元年。
センター試験の歴史の問題は相当、高度なのに、元号と西暦の関係を知らない人が多いのだろうか?
産経ニュース@Sankei_newsさんのツイート
>南海トラフ地震、警戒高める時期 教訓からリスク把握を(1-4ページ) - 産経ニュース
→遠田晋次・東北大教授(地震地質学)と矢守克也・京都大防災研究所教授(防災心理学)はこの25年を振り返り、「教訓を生かせたことと生かせてないことを見極め対策を急ぐべきだ」と強調
キャロライン洋行(@daikaioh)さん Twitter
返信先: @Sankei_newsさん
こういう記事を読むたびに西暦と元号の両方を採用していることによる年代のわかりにくさを痛感する。
返信先: @daikaiohさん、@Sankei_newsさん
記事にある地図では昭和21年(西暦1946年)の昭和東南海地震以降のデータが書かれてありますが、もし慶長伏見地震(1596年)や元禄地震(1703年)や安政江戸地震(1855年)が含まれていたら、元号好きの産経でも西暦を付けるでしょう。「昭和」「平成」に西暦が付記されないのはむしろ例外的です。
キャロライン洋行(@daikaioh)さん Twitter
返信先: @kyojitsurekishiさん、@Sankei_newsさん
いずれにしても、特にある程度長期間にわたる話は元号と西暦の両方を書かないと非常にわかりにくくなりますよね。元号制はいいところもあるんだろうけど、個人的には弊害の方が多いと思います。
返信先:、@Sankei_newsさん
元禄地震(1703年、元禄16年)
安政江戸地震(1855年、安政2年)
関東大震災(1923年、大正12年)
阪神・淡路大震災(1995年、平成7年)
東日本大震災(2011年、平成23年)
返信先: @Sankei_newsさん
産経新聞の記者は、日本人が読む限り、「昭和」と「平成」であれば元号だけで充分、西暦は不要と考えているのだろう。朝日新聞の読者の中には、昭和生まれで、阪神大震災が1995年だと知っていても平成何年か分からない人もいた。こういう人は日本の終戦の年(1945年)が昭和何年か知らない人を笑えない。
前後一覧
〔2020年(令和2年、平成32年、昭和95年、大正109年、明治153年、慶応156年)2月〕
関連語句
〔昭和22年〕
〔昭和22年〕(T-CupBlog)
参照
〔<teacup copy>朝日新聞、毎日新聞の投書欄に掲載された元号廃止に対する賛否〕
2018-02-18 03:07:31
〔18歳成人、改正民法成立、2022年4月施行、産経では「平成34年」か〕
2018-06-13 11:40:17
T-CupBlog>〔昭和生まれが和暦を使う場合の問題〕