(1997) (1966~71)
北野誠が「明子姉ちゃんは見守っているだけ」と言っていたが、明子は飛雄馬が挫折した時に復帰をうながし、マンションから疾走し、再会した伴に中日への移籍を勧めるなど、要所要所で男たちの闘いを煽っていた。

北野誠が「『新巨人の星』で花形と結婚した明子がお付きの人をたくさん連れて外車で一徹の家を訪れて花形邸に来てくださいと頼む場面があって、辟易した」と言っていたが、原作にそんな場面はなかったと思う。
ここで岡田斗司夫も いしかわじゅん も夏目房之介も北野誠の勘違いを訂正せず、岡田斗司夫は「『巨人の星』と『新巨人の星』につながりはない。飛雄馬は腕の筋肉が切れたはずなのに『新』で肩を壊したことになっている」と言っただけだった。
 
なお、『』で飛雄馬が「左肩を壊した」という設定に変更されていたのは初期の単行本までで、文庫では旧作通り「腕を壊した」に修正されていた。しかしアニメの『新』では「肩を壊した」という設定のままである。
 
(1997)で (1966~71)が取り上げられた際、言及された (1976~79)に関する「事実誤認」
(1976~79)で一徹が住んでいた場所はアパートである。(1997)で北野誠は「『新』で一徹が相変わらず長屋に住んでいた」という誤った記憶で語っており、大槻ケンヂが「あの長屋は旧作終盤で取り壊されたのに」と補足していた。
 
 

前後一覧

2017年(平成29年)7月

 
参照