今夜9時からは、ドラマスペシャル「だましゑ歌麿Ⅳ」。“稀代の美人画絵師”喜多川歌麿 ד江戸の大泥棒”ねずみ小僧。江戸を揺るがす浮世絵・美人画連続殺人事件が起きる。歌麿が描いた女性たちが次々と殺され…打ちひしがれる歌麿の前にあの“ねずみ小僧”が現れる!? #t vasahi
寛政年間と確認。
江戸時代だからDNA鑑定はできない。「科捜研の女」だったら手拭いが残っていた時点で犯人がどういう人物か推理できただろう。
瓦版に年号が書いてあるかどうか確認できなかった。
次郎吉登場。ねずみ小僧次郎吉は1832年に処刑され当時36歳、生年は1797年。次郎吉が生まれる前、1793年に松平定信は老中の座から退いていた。
医者として平賀源内が登場したが、あの治療なら杉田玄白でよかったと思う。源内は田沼時代に獄死したが、玄白は寛政年間以降も存命だったようだ。
「江戸を斬るII」以降では1832年に処刑されたはずの鼠小僧が1841年以降の天保の改革の時代にも生きており、「仕事人アヘン戦争へ行く」では1842年まで平賀源内が獄中で生きていたと設定されていた。当時、獄中にいた蘭学者は高野長英だったはずだ。
必殺シリーズでは熱気球や鳥人間大会など近代的なネタを出す時、前後の時代設定を無視して安易に平賀源内を登場させる傾向があった。「仕事人アヘン戦争へ行く」は「仕事人IV」の特番で、劇中、平賀源内の他界が描かれたのに、その次の「必殺仕切人」で源内が登場。
「江戸を斬る」第2部以降は「もしも遠山の金さんの時代に鼠小僧がいたら」という假説だが、鼠小僧が処刑された時期の北町奉行・榊原忠之に時代劇の金さんのような隠密捜査をさせたのが「八百八町夢日記」。もっとも、これも「鼠小僧は処刑されなかった」という話。
当然ながら平賀源内が登場する時代劇の場合、時代設定は源内のいた時代になるのが普通だ。
千葉真一主演の「影の軍団」も第1部は家綱の時代の話だったが、第2部は山村聰扮する源内が重要なので時代が家重の時代になっており、主人公も服部半蔵でなく柘植新八になっていた。幕末編のように半蔵と同名の子孫という設定でもよかったとは思うが。
三田村邦彦主演「将軍家光忍び旅」ではタイトル通り、家光の時代が扱われた。しかし「殿さま風来坊隠れ旅」では火野正平扮する源内がレギュラーとして登場するため、劇中の時代は家治の治世に移り、主人公は徳川治貞(演:三田村)と宗睦(演:西岡徳馬)であった。
「鬼平犯科帳」(8代目松本幸四郎) 火附盗賊改方の表札では「附」にコザトヘンが附いていた。
/上杉鷹山【人物】/
8代目松本幸四郎主演「鬼平犯科帳'71」の第21話「あいびき」。吉行和子、峰岸隆之介、三井弘次がゲスト。
#萬屋錦之介 <時代劇>『#鬼平犯科帳'80』|BSフジ 第18話「妖盗葵小僧」
└→/鬼平犯科帳 - フジテレビ (fujitv.co.jp)/
└→/鬼平犯科帳'80 | ドラマ | BS11(イレブン)|全番組が無料放送/
「鬼平犯科帳'71」の第21話「あいびき」。盗賊に入られた複数の家の設計を担当した大工の棟梁が「図面を写すには時間がかかる。鼠小僧でも無理」という趣旨の台詞を言っていた。長谷川平蔵は寛政年間に活躍。有名な鼠小僧次郎吉は天保時代の人物。
午後7:52 · 2014年10月21日→書き直し
/お面ちゃん(@omen_rider1)さん / Twitter/
長谷川平蔵を演じるのは古谷一行か、高田純次か。
鼠小僧は寛政9年(1797年)生まれらしい。長谷川平蔵はその2年前の寛政7年(1795年)に他界していた。
平成14年『だましゑ歌麿』(文春文庫)
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