水田わさびインタビュー記事「自分なりのドラちゃんに」(2013年5月30日付、読売新聞夕刊)
 

ファミリーアニメ】自分なりのドラちゃんに : エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞) 
水田わさびさんのインタビュー記事。読売新聞なのに記者が日テレ版に言及してないのは残念。

posted at 01:24:37

 
 私自身は「鉄人兵団」「宇宙開拓史」「町内突破大作戦」など、わさドラでアニメを見た作品の原作を読む時は、頭の中で声がわさドラになる。
 
読売の「自分なりのドラちゃんに」という見出しでは「自分なりのドラちゃんにしたい」という表現の「したい」という動詞が省かれている。日本語の見出しではこういう述語の省略が多いが、外語に翻譯する場合、この述語、動詞を補う必要がある。
 
「うる星やつら」アニメ化直後に高橋留美子氏が古川登志夫氏の声をほめた逸話から考えると、藤子・F・不二雄氏が大山のぶ代さん声のをほめたのは、原作ドラえもんのファンが「大山のぶ代の声はドラえもんに合わない」と思っていた時期に作者として声優を激励するためだったのかも知れない。
TBS「王様のブランチ」で女性作家・辻村深月が紹介され、部屋に藤子・F作品の大全集が多く、テレビで「ドラえもんのうた」のメロディがかかっていた。他局とはいえそろそろ「夢をかなえてドラえもん」を使うべきだろう。