時代劇「衰退」はテレビから映画に戻っただけ

虚実歴史(＋漢字論・固有名詞問題)研究家 ‏@kyojitsurekishi

時代劇が衰退していると言われる。一部では正しいが現象としてはテレビの連続枠から離れてテレビのスペシャル枠か映画に主な舞台を移しているだけの話だ。スペシャル枠は別にするとテレビが普及する前にニュースも時代劇も映画だけだった時代に戻っただけである。

確かに。様々な指導や勉強は必要ですが、やはり色々失敗しようと、現場で経験を積んで、それらの経験をもとに研鑽しなければ、上達しません。これは世の中の様々な仕事に共通する真理です。

@kyojitsurekishi 「なぜ時代劇は滅びるのか」で指摘された問題のうち、作り手や役者の認識不足・勉強不足は改善の余地があるとして、テレビの時代劇のレギュラー枠がほとんどなくなってスペシャルと映画だけになっているのは、テレビのなかった時代を思えば、まあ当然のことだろう。

@daisuke5513 かつては、若手俳優が時代劇の演技を学ぶ練習の場がテレビの連続時代劇だったということでしょうが、連続枠がなくなった今は、時代劇映画が増えるのに期待する以外にありません。あるいは舞台もあります。

@daisuke5513 日本の時代劇の全盛期は所詮、高度経済成長とバブル景気がもたらしたもので、毎週、映画やテレビで時代劇が放映された時代はしばらく戻ってこないでしょう。スペシャル枠でも毎年テレビに時代劇が残っていて、映画界では時代劇が途切れないだけでも幸運だと思っています。

@kyojitsurekishi 日本の時代劇の全盛期は高度経済成長とバブルならではの現象…と考えると、2012年に「たかじんのそこまで言って委員会」で村田晃嗣氏が言ったらしい「日本が世界第2位の経済大国だった時期が水戸黄門の放送時期とほぼ一致」という説もコジツケと言い切れないか。

@be_designed_tmp 東野英治郎の水戸黄門の再放送だと皆が知っているパターンから外れていても皆は驚くだけで怒ったり抗議したりしないのですが、石坂浩二や里見浩太朗の水戸黄門でそういう実験があったら視聴者は批判したようです。これでは本放送が終わるのも当然ですね。

3:00 - 2013年10月14日：Twitterで表示された日時

一理ありますが、かつての50～60年代のように毎週時代劇の新作映画が上映されていたのが本来の姿であり、やはり製作本数が減ることは、それだけ春日太一さんのご指摘どうり時代劇衰退に拍車がかかっていることは、憂慮すべき事態だと思います。

@kyojitsurekishi 民放が時代劇を連続枠からスペシャル枠に移したのは経営判断としては普通。時代劇は現代劇、音楽番組、報道番組、バラエティなど幾つかある「駒」の一つにすぎない。

@kyojitsurekishi 今の日本では時代劇が「現代ドラマ化」して、現代ドラマが「時代劇化（本来の時代劇の意味ではなく俗世間的な型にはまった印象）」しているようにも見える。

@kyojitsurekishi 東野英治郎主演の水戸黄門がDVDになっている。新シリーズは不要ということだ。

@kyojitsurekishi 時代劇を見る人は別に時代劇に出る俳優を育成するために見ているわけではない。興味があれば見て、興味がなければ見ないだけの話。テレビ局も多数の視聴者が見たいと思うものを提供するだけの話だ。

2016-04-23 03:23:47

水戸黄門がスペシャルで復活する年に「大阪都構想」が僅差で敗れたのは皮肉か。「水戸黄門幻想」が敗北したのだろうか。水戸黄門は、政治の中間層が腐っていてトップはまともで民衆はトップが中間層を「退治」してくれるのを待てばいいという世界観の時代劇なんだが

2015年5月18日11:01～02

水戸黄門がレギュラー枠から消えた理由はパナソニックが30代～40代を顧客と見做し、購買力の低い高齡者を敬遠したから。今、パナソニックは50代～60代を購買層の高い世代と見て、白物家電を賣り込んでゐるらしい。水戸黄門の主なファンは70代以上なのか？

時代劇の水戸黄門は「民衆が自ら悪代官と戦う動き」を潰す作業をしていたわけだ。武田鉄矢主演で、そこがどう描かれるか。

『水戸黄門』、武田鉄矢主演で復活

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