里見浩太朗が演じた松平右近は家斉の弟という設定であるが、家斉の治世は1787年から1837年まで続き、1741年まで大御所であった。
Y!画像 松平右近

 

この作品に青山下野守が登場し、作中では老中らしい。
青山忠裕とすれば1804年(文化元年)に老中となり、1835年(天保6年)に隠居している。

 

すると、『松平右近事件帳』の時代設定が青山の老中時代とすると1804年から1835年までになる。

 

『照姫七変化』では沢口靖子が照姫を演じ、この姫は徳川家斉のむすめ。
したがって照姫は松平右近の姪である。

 

さらに『葵の暴れん坊』で西郷輝彦が演じた源九郎は家慶の弟という設定らしいが、すると家慶と照姫はきょうだい(兄妹か姉弟)であり、家慶は右近の甥に相当する。

 

黒船来航の年に将軍になった家定は源九郎の甥になる。

 

なお、『闇を斬る!大江戸犯科帳』では里見浩太朗が大目付・一色由良之助を演じ、西郷輝彦が町奉行の小笠原を演じている。一色は「闇奉行」となって鞍馬天狗のような覆面(ただ素顔が丸見え)をかぶって悪人を斬っていた。
この『闇を斬る!』の時代設定は水戸斉脩が出ることからやはり化政時代と思われる。

 

ちなみに、里見浩太朗が松平長七郎を演じた『長七郎江戸日記』は家光から家綱までの時代で、長七郎は家光の時代には将軍の甥、綱吉の時代になると将軍の從兄弟である。
家光が没したのは1651年であり、『松平右近事件帳』の時代設定が1804年以降とすると、少なくとも150年以上の開きがある。

 

/@kyojitsurekishi/

【時代劇の時代設定】松平右近事件帖:松平右近は家斉の弟。

/午前11:15 · 2013年10月4日/

 

【時代劇の時代設定】松平右近事件(→帳):松平右近は家斉の弟。家斉の治世で文化文政~天保初期とすれば大目付一色由良之助が闇奉行で、北町奉行榊原忠之が夢之介を名乗っていた時期。彼らが倒すべき真の悪は何だったのか。

/午後8:14 · 2012年10月5日/

 

「源九郎旅日記 葵の暴れん坊」(1982~1983)はテレ朝の「暴れん坊将軍」の1と2の間に放送された。主人公の松平源九郎(演・西郷輝彦)は第12代将軍・徳川家慶の弟。 日テレで里見浩太朗が演じた「松平右近」は第11代将軍・家斉の弟なので、松平源九郎は松平右近の甥である。

/午後3:22 · 2022年2月21日/

 

/BS日テレ - 時代劇「松平右近事件帳」番組サイト (bs4.jp)/

/午後8:07 · 2022年2月21日/

 

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