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昭和の初めの戦争『私は貝になりたい』、東京裁判、白洲次郎星一徹復員、李香蘭帰国

極東軍事裁判、戦犯になった日本人に関しては『東京裁判』と『プライド・運命の瞬間(とき)』、『明日への遺言』、『私は貝になりたい』がある。『明日への遺言』は米兵を処刑した部下の罪を背負って信念を貫いた中将の話。『私は貝になりたい』の元兵士がこの中将の部下だったらどうだったか。

 

『はだしのゲン』によると、戦時中、日本兵がアメリカの捕虜の病気を灸でなおし、米兵は「東洋の医学は素晴らしい」と喜んだが、「終戦」後、その日本兵は助けたはずの米兵から「火あぶりの虐待を受けた」と言われて、裁判にかけられた。また、別の日本兵は、米兵が腹をすかせていたのでゴボウを食べさせたが、「終戦」後に「木の根を食べさせられてひどい目に遭った」と批判されたらしい。
これは「アメリカの正義」の一面性であるとともに、「法廷」なるものの欺瞞を示している。法を守らない者や、裁判所の決定にしたがわない者が今でも多いのは当然。ガリレオ裁判は三百年かかったし、江戸時代には国外から帰国することも違法、昭和の初めは戦争に反対することも違法だった。裏を返せば戦争の禁止を「憲法」という紙切れで決めたところで、そんなもの、実効性はないということだ。

 

1945年8月17日、占守島(しゅむしゅたう)をソ連軍が攻撃。双方で数千名が犠牲となった。戦争は8月15日以降も続いていた。今でも続いていると想ったほうがいい。

 

日本の戦争は邪馬台国やヤマトタケルノミコト(日本武尊)の時代から列島内部での戦争があり、大陸では秦による周辺国への「侵略」と、魏・呉・蜀3国の戦争、新羅が百済と高句麗を「侵略」した国際情勢もあり、白村江、蒙古襲来、日本列島内部の相互「侵略」=「国盗り合戦」を経て、大航海時代に朝鮮への派兵に發展。これは頓挫したが、日本も琉球と蝦夷を「侵略」して併合。欧洲での魔女狩りや宗教裁判など、キリスト教会の脅威の中で日本はキリシタンを弾圧して鎖国。そして、18世紀にはロシアとアングロ・サクソン、スペイン系民族が欧洲から地球を半周して太平洋近辺に接近。アメリカ大陸や豪州の先住民族も虐殺され、国土を奪われた。
アヘン戦争から黒船、薩英戦争、日清、日露、第1次・第2次大戦、東西冷戦、沖縄の反米運動は、ロシアとアングロ・サクソンの脅威の中で日本が右往左往した結果である。

 

 『火垂るの墓』は1945年「終戦」直後の神戸が舞台である。

 

 

『落日燃ゆ』も東京裁判を描いている。
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2009年3月13日14:06

 

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2008年9/14

 

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2008-02-28 16:03:00