ジャクソン・ブラウンは私、大好きなシンガーソングライターで、70年代、80年代でライヴ全部行ったのはジャクソン・ブラウンとクラプトンぐらい。

来日する度に行ったのは、その二人ぐらいしかいませんけど。(1999年) 山下達郎


あれって本当だったんだ!! 
実に30年以上ぶりに本人の言質をとることができてというか、言質をとったインタビューの抜粋を読むことができて、とても感動している。
X(旧Twitter)の山下達郎-botで知れた発言だが、
年号が平成に変わった頃には山下達郎に興味がなかった僕が興味を持つようになったキッカケが、
この大好きなシンガーソングライター発言。



89年にJRのクリスマスエクスプレスのTV-CMで耳にしたのが初めての山下達郎で、当時の僕は流行っている歌の内の1曲としか認識していなくて、買ったり借りたりして積極的に聴いてみようとは思わなかった。
にも関わらず周りのヒットポップス好きには人気で、
年の離れた兄の影響でガチなファンの同級生からは、この曲収録のアルバム『MELODIES』をオススメされるほど話題になっていたが、HM/HRをメインに聴いていた僕は全く興味が湧かなかったのはしかたがない。



それから1年位経った頃の話だ。
尾崎豊にハマり彼の影響でジャクソン・ブラウンを聴くようになった僕に、転機が訪れた。
なんの雑誌かは思い出せないのだが、
『原由子×竹内まりや』という今思えば最高な組み合わせの対談を読んだ時、奥様が語る旦那様の話として流し読みしていたエピソードにビックリ!!
原由子が夫·桑田佳祐と大学の軽音サークルで出会った時のエピソードに竹内まりやが反応しての流れだったと思うのだが、学生時代に夫·山下達郎の部屋に初めて遊びに行ったらジャクソン・ブラウンのポスターが貼られてあって、あれ?ビーチボーイズじゃなかったの?と訊ねたら、こういうのも好きなんだよと言われたというエピソードで、男の人ってカッコイイものしか言わないよね(笑)
と境遇が同じ原由子に同意を求めるという……そこだけを覚えている。

あれは90年か91年だと思うのだが、なんの雑誌だったか思い出せないくらい流し読みだったのが残念。
ただその時、山下達郎もジャクソン・ブラウンを好きなのか!と彼への好感度が上がり、試しにアルバム聴いてみようかなと興味が湧いたのは確か。

僕が初めてリアルタイムで聴いたアルバム
『ARTISAN』山下達郎 (91年)

アトムの子供、ターナの機関車、が特に好き。

上京して自分で生活費を稼いで生きるようになってからは、10歳以上年上の男性達に言われた。
俺らの頃は『RIDE ON TIME 』だよな!
メッチャ売れたよね!
山下達郎と言えば、夏!海だったよ!

ああ…だからビーチボーイズか!と納得したものだが、
夏に海で御用達なイメージしか知らなかったら、
僕は興味を持たなかったかもしれない。
言うてビーチボーイズは既に聴いていたのだけどとは、また別な話。