シド・バレット 独りぼっちの狂気


劇場で視聴


僕がピンク・フロイドの音樂を初めて聴いたのは、

91年のことだと思う。

たぶんネブワースコンサートの映像じゃないかと思うのだが、BSかWOWOWで放映されたものを友人から借りて視聴したのだが良さがわからなかった。

その後94年に元BURRN!の酒井康が炎を創刊した時に、

シド・バレットのソロアルバムの記事を読んでCDを買って聴いてみたのがピンク・フロイドへの入口。

『夜明けの口笛吹き』から順に後追いで聴くようになってピンク・フロイドも好きになったが、僕にとってはシド・バレットのソロ作がなかったら興味を持たないままだったかもしれなかったバンドであり、シド・バレット時代を抜きには語れないでしょうというモヤモヤを感じることがあった。


【解説】

ロックバンド「ピンク・フロイド」の創設者として知られるシド・バレットの謎に包まれた人生をひも解いたドキュメンタリー。 ピンク・フロイド結成時の中心人物でありながらも、5年あまりで表舞台から姿を消し、巨大化したピンク・フロイドのインスピレーションの源としてロック史の伝説となったシド・バレット。ピンク・フロイドのメンバーはもちろん、実妹ローズマリー、幼少期の友人や美術学校時代の学友・教師、ザ・フーのピート・タウンゼントやブラーのグレアム・コクソンといったミュージシャン、さらに歴代のガールフレンドまで、数十名による証言と記録映像、幻想的な映像パートを交えながら、彼の“狂気”と“天才”の真相に迫る。 レッド・ツェッペリンやピンク・フロイドのアートワークで知られるアート集団「ヒプノシス」のメンバーにしてシドの旧友でもあったストーム・トーガソンが監督とインタビュアーを務め、トーガソンの死後は映像作家ロディ・ボガワがその遺志を継いで決定版を完成させた。 


映画comより


当たり前のことだが真実はシド・バレット本人しか知らないわけで、故郷に戻り世捨て人のような生活を始めてから世話をしていた人の証言も紹介されていたが、本当に知りたいことは何もわからなかった。

まあ…そうだよね……と今は帰りの電車の中である。