東映特撮Youtubu公式にて
『仮面ライダーアマゾン』全24話
無料配信で視聴終了







全話通しての視聴はVHS化された時に全巻借りて視て以来だから、36年ぶり。
初めて視聴した時は怪奇性の高さや、日本語が話せないために誤解され迫害される主人公に魅力を感じたが、敵の獣人を助けて仲間に加えたり、日本語を教わって短期間で流暢に話せるようになったりといった展開に途中から普通の仮面ライダーになったなと徐々に冷めていったが、配信で視聴した今回は新たに好きな部分をいくつも発見。
36年経って好みや目線が変わったのもあるが、
今回の配信ではV3の次にハマれた。

【今回の無料配信で好きになった点】

🦎.素顔の俳優さんのアクションが多い
主人公がなかなか変身しない!
主演の岡崎徹による身体を張ったシーンの多さ!
特に初期は上半身裸でアクション!
そんな肌の露出の多い衣装で獣人と戦闘!
さらにノーヘルでジャグラーを運転!
あんな重そうなバイクでノーヘルで上半身裸で走るとか、転倒したら?と考えると怖い!!









🦎.主人公が徐々に文明人らしくなっていく
第1話ではアマゾンのジャングルを駆け抜け海に飛び込み、旅客船に密航して密入国というヒーローにあるまじき登場のしかたをした主人公。
日本語を話せないために苦労することも多かったが、少しずつ言葉を覚えて徐々に表情や声や話し方が柔らかくなって普通の好青年へと成長。
仮面ライダーとしても初期は野生の本能のまま戦っていたのが、罠を見破ったり作戦を立てたりと頭を使った戦い方をするように進化。

🦎.話数が少ないぶん世界観がブレない
ゲドンが倒されガランダー帝国が登場するが、
2つの組織は面識があって末端の獣人にも存在が知られており、より強い獣人を従えている。
V3のように大幹部が代わると怪人のカラーが変わるとか、Xのように前期と後期では別な組織みたいといった違和感がない。

🦎.悪の組織の規模が小さい
話数が少ないため早めに組織を壊滅させなければならないという都合だろうが、明らかに組織の規模が小さくて構成員も少ない。
それなのに大幹部がジューシャ(戦闘員)を理不尽に消したり、任務に失敗した獣人を処刑したりしていた挙げ句、もう獣人がいないとか……。
ゲドンがアマゾンの持つギギの腕輪を奪うことにばかりこだわっていたが、ガランダーは日本壊滅を狙って意外にも規模の大きな作戦を実行。

🦎.ギギの腕輪に秘められたチートさ
ギギの腕輪がアマゾンと一体になっていて外すと命がないのは有名な設定だが、絶体絶命のピンチになるとギギの腕輪に秘められた超エネルギーが発せられるという描写が2回はあった。
V3の26の秘密や後のRXのキングストーンみたいに、ピンチになっても都合良く逆転する。

最終回でギギの腕輪とガガの腕輪がひとつになり、
インカの超エネルギーを手に入れたアマゾン。
あれでスーツが着れるのは未だに不思議。


アマゾンの本名は山本大介で日本人だが、赤ん坊の時に両親と共に乗っていた飛行機が墜落。
ただひとりの生存者としてバゴー老人に拾われて育てられたのだから、戸籍上は既に亡き者にされていたのではないか?実は生存してましたと証明したのか?
それで苦労してパスポートがとれたのか?
そもそも密入国してきたんですよね?
いろいろと疑問だらけなラストシーン。

1話と2話は据え置きで無料視聴できる