たぶん36年前だと思う。
春休みに自室でAMラジオの歌謡番組を聴いていたら、この曲が流れてきた。

春の雨はやさしいはずなのに/小椋佳

世代ではないのもあり当時の僕は歌手名を告げられても誰?だったのだが、日本のフォークを掘り下げて聴くようになってからソングライターとして素敵な歌の数々を生んだ方だと知った。

個人的に好きな曲をいくつか




話を戻すがこの曲をラジオで聴いた時が、小椋佳というシンガーソングライターを知った時。

公式ではないが……


良い意味でパッとしない男性が、春の雨の降る日に
独りで淡々と心情をぼやいている絵が浮かぶ、
やるせない歌詞とメロディと歌唱。

♪どうってことないかな どうってことないかな

ってサビの終わりの部分がなぜかグッときて、   
音源は持っていないが春の雨の日になると思い出す歌として毎年なにかしらで聴いてきた。
そこで今年はサブスクで聴こうと検索してみたのだが、御本人ではなくカバーが出てきた。




この人!『スペクトルマン』の女性隊員じゃん!と思う特撮ファンではあるが、歌手だったとは初めて知った。
まるで別な歌のように爽やかである。