今朝X(旧Twitter)を開いたら目にした記事。
我が家のCD棚にも目が合う場所にあった。

『Appetite for Destruction』(87年)

僕が聴いたのは発売から1年が過ぎた頃じゃないだろうか?ギターを弾いてる同級生から聴かせてもらったのが出会いで、最初はそんなでもなかった。

「AEROSMITHの影響を受けてるような感じがするね。俺もけっこう好きかも。」

当時『Permanent Vacation』でAEROSMITHを好きになっていた僕が言うと、AEROSMITHの影響を受けてるバンドだよと友人。
今思えばHANOI ROCKSの影響の方が濃い気もするのだが、当時はHANOI ROCKSは名前しか知らなかったのだから御勘弁を。
けっこう好きかもとか言っていたのも僕自身どうかと思うのだが、商業的なハードロックが流行っていた頃に70年代を思わせるブルージーなサウンドは好みではあるけどハマるまでに時間がかかり、友人からカセットに録音してもらって何度も聴いているうちにだんだんと心地よくなってきて、僕の音楽の好みに間違いなく大きな影響を与えた1枚。




ブルース、ファンク、パンク、まだ洋楽初心者だった当時の僕にはそれらを内包したハードロックという枠からはみ出した音楽と感じられるようになり、

このバンドは他とは違うと認識するようになったとは、91年に『 Use Your Illusion 』Ⅰ&Ⅱを聴いた後のことだったと記憶。

ギターのイジー・ストラドリンが脱退、ドラムもスティーヴン·アドラーが解雇されたことでバンドの音が変わったなと感じたことも大きかった。

2枚同時発売されたアルバムは現在でも好きで聴いているが、やはり1stが特別だと思う。