YouTube東映シアターオンラインにて
永井豪記念館も被災した能登半島地震の復興祈願として、昭和の劇場版マジンガーシリーズから
3作品を順に2週間限定で無料配信


第3弾は!!!

UFOロボ グレンダイザー
対 グレートマジンガー


藤川桂介の脚本だが、人間の描き方がTV版と違わないかい?と思うのは僕だけだろうか?
月面基地から地球を狙うベガ星連合軍が健在なのに、一瞬の気の緩みが~と本人も劇中で後悔していようにデューク・フリードともあろうものが朝っぱらから牧場の仕事をサボって女の子と
デートとか、そんな大介にフリード星の話をふるヒカルとか、大介に気を遣って単独出撃して捕虜になっても、俺が先走ったためにと反省する兜甲児とか、どうにも違和感がなぁ……。
TV版の甲児はもっとガキっぽくて、大介は気を抜かないシッカリ者と記憶している。
ベガ大王の親衛隊とはいえバレンドスが手柄を立てると自分達の首が飛ぶのに、ガンダルとブラッキーが何もしないのも違和感。
面白いのはバレンドスがグレートマジンガーを奪って操縦してグレンダイザーと戦うのと、
兜甲児が自力で脱出してグレートマジンガーに乗り込みグレンダイザーと共闘するところ。
昔PS版の『第2次スーパーロボット大戦』をクリアするまでプレイした時、兜甲児が途中でマジンガーZからグレートマジンガーに乗り換えるのが個人的にはなんだかなぁと思ったが、
この劇場版アニメで視るとストーリーの流れ的にも熱い!と納得できる。
バレンドスに対する落とし前をつけ、大介に迷惑をかけた借りもキッチリと返す兜甲児が良い。
24分15秒と短いが円盤獣も3体出るし、
短いがストーリーもバトルも見応えがあった。