『The Other Side Of Mars』
Mick Mars
元モトリー・クルー(Mötley Crüe)
のギタリスト、ミック・マーズ(Mick Mars)
の初のソロアルバム『The Other Side Of Mars』が、2024年2月23日に発売された。
同日よりYouTube他ストリーミング配信でも聴けるので、まずは購入前に試聴。
『Wild Side』『Girls,Girls,Girls,』といったヒット曲でモトリー・クルーを好きになった時、
とっかかりはミック・マーズのギターサウンドであったことは否定のしようがない。
推しメンはベースのニッキー・シックスとは言っても、ミック・マーズがバンドに貢献した度合いの高さは敬意を払うべきものだ。
以下 Wikipediaより引用
30代半ばから血清反応陰性関節炎を患っており、本人の弁によると背中から首にかけて骨が固まっており、首を横に動かすことが出来ないらしい。また、ギターの重みも病気の症状に悪いらしく最近ではライヴでのミックのギター・ソロ・タイムはほとんどない。
僕は2005年にフェアウエルツアーの日本公演をさいたまスーパーアリーナに観に行ったが、
ミック・マーズによるギターソロコーナーもあり、病気のことも知っていたが遜色ない演奏に驚いたのをよく覚えている。
2022年10月、強直性脊椎炎の影響により、
今後のツアー活動から引退することがバンド側から発表された後にバンド側から脱退したとみなされ、収益の分配などで裁判沙汰になったが最終的にはミック側が勝訴したのも記憶に新しい。
個人的にモトリー・クルーのメンバー内の争いに関しては「なんだまたか」としか思っていないし、正直どうでも良い。
やはり関心はそんな状況下にあるのにも関わらずに制作された、初のソロアルバムについて。
先行シングルとして発表されていた1曲目
から、これぞ!なリフが聴けるハードロック!
そうかと思えば「Broken on the Inside」では、
よりモダンなヘヴィロックを聴かせ!
激しいパワーバラードもあればピアノから始まる静かめなバラードもあり、ゴシック調の曲もあれば、メロディアスな曲もあり、ギタリストのソロアルバムらしくブルージーなインストゥルメンタルもありと、バラエティに富んでいる。
ゴシック調なのが良い感じ
メロディアスなナンバーも
貼り付けたのはMVが公開されている曲だけだが、
アルバムは全曲ストリーミングで聴ける。
今のところYouTubeで通して2回聴いただけだが、
購入して長く付き合いたい1枚。
現在71歳のミック・マーズだが、
初のソロアルバムは最近のモトリーより好みだ。