ジャパメタという言葉を知ったのは2000年代にはいってからじゃないだろうか?
それ以前はジャパニーズヘヴィメタルとか、
国産ヘヴィメタルとか、日本のメタルとか、
そんな呼び方しか僕は知らなかった。
LOUDNESSの『ON THE PROWL』のレビューを
一般音楽ファン向けの音楽総合雑誌で読んだ時に、国産ヘヴィメタルブームを牽引したバンドのデビュー10周年記念作とか書かれていたのは覚えているが、ジャパメタって言い方はもっと後になってから知ったのよなぁ……。
当時の僕は洋楽メタル派で日本のメタルはあまり知らなくて、田舎だからロクfも本屋で見かけたことがなかったし……。


94年に80年代の日本のメタルが大好きな男性と出会って友達になったが、44MAGNUMが1番好きでJIMMYに憧れてギターを始めた彼は、
日本のメタルに詳しかった。
ちなみにロクfの愛読者。

ところで社会人バンドをやっている知人との会話でカルチャーショックを受けたのが、
今回の話の本題である。


「打ち上げでベーシスト同士で話したんですけど、ジャパフューの話で盛り上がって!」

ジャ?ジャパフュー?!
それってあれかい?
ジャパニーズ·フュージョンの略かい?!!
と内心驚いたが、平静を装って対応。

「ああ、カシオペアとかT-SQUAREとか?」

「ですね~プリズムとか、いろいろです。」

と無難に会話を終了。ジャパフューってなに?とか聞き返していたら、これだからオッサンはwとなっていただろうけど、本当にジャパフューなんて言うのか?とググったら2012年には既に使われていた言葉で唖然としてしまった。


マジか…日本のフュージョンで良いじゃん!
カシオペアやT-SQUAREは僕もアルバム数枚持っているし、日本のフュージョンは好き。
ちなみに日本のフュージョンでググったら、
Y.M.O.やスペクトラムも含まれていて、
あれそうなの?とさらにビックリ!
テクノとブラス・ロックだと思っていた。
この2組もアルバム持ってるし好き。

コチラがその参照記事


それはともかくなんでもジャパとつければ良いんかい!と怖くなった僕は、恐る恐るググった。
実は来月GERARD(日本のプログレ)のライブを観に行くのだが(チケット購入済み)、ジャパグレとか言わねえだろうな?と意を決して検索すると?

言われていた……。


なんでもかんでもジャパってんじゃねえよ!
と思う僕は、意地でも使いたくない言葉だ。

*実際ジャパメタと言って友人に嫌がられたことがあるのだが、その気持がわかった。