『恐竜·怪鳥の伝説』(1977年 東映)

YouTube東映シアターオンラインにて、
今日までの2週間限定無料配信で視聴。


タイトルから期待した通りのB級映画であり、
良い意味で!くだらないのが最高!!
それでいて主演が渡瀬恒彦!
主題歌が当時まだ紫に在籍の宮永英一!
もうプロローグからOPの歌だけで笑ったw

 
主題歌がカッコイイ!


1977年(昭和52年)の公開当時でもコケた映画だが、逆に海外では好評だったとのこと。


タイトルに恐竜とあるからティラノサウルスでも出てくるかと思えばプレシオサウルスだし、
怪鳥はランフォリンクスだし、伝説と言うわりには老婆にそれっぽい台詞を言わせるだけで、
特に伝説を追うストーリーでもない。

だがそれが良い!(笑)
間抜けな感じが!(笑)

コメント欄を見るとプレシオサウルスは恐竜じゃない(笑)とあったが、当時は恐竜扱いだったよなぁと当時就学前だった僕でも思う。
80年代初め頃までは恐竜扱いだったと思うぞ。
この時期は円谷プロの恐竜特撮ドラマもそんな感じだから、時代背景を知らないとわからない。

『ジョーズ』を思わせるパニック映画的な面白さはあるが、プレシオサウルスが陸を這って馬を襲うんかい!とはさすがにツッコんだ!(笑)
渡瀬恒彦が大真面目に、現場に残されたなにかが通った跡はプレシオサウルスのヒレに似ていると語るのだが、役の亡き父親が古代生物学者であるというのも胡散臭く感じる展開に失笑。
なんで?陸におるん?と素で思った。
その代わり湖で人を襲う場面は迫力があるし、
ランフォリンクスが人を襲う場面や、
恐竜?VS怪鳥?のバトルも見応えあり。

ドラマパートも含めて斜に構えて楽しむには好きな映画だなと初めて視て思ったが、真剣に鑑賞して感動する映画としてはオススメしない。

個人的には渡瀬恒彦の無駄遣いが最高だ!