のっけから身も蓋もないことを言うが、
00の方がよっぽど好きである。
劇場版はDVDも持ってるしな。
言うてSEEDもSTARGAZERまで視聴しているので嫌いなわけではないが、正直大好きというわけでは、けっしてない。
放映当時他に視る物がなかったから視ていたが、
僕の周りでは女性からの支持が圧倒的だった。
僕のかつての恋人も1番好きなのはSEEDと即答するほどで、あまりの熱意に辟易することもあった。まあ、Zを好き過ぎる僕が言えたものではないが、高過ぎる熱量は引かれるということを少しは学べたような気はするな……。
こんな書き出しだが、SEEDを視たことがない人や、視たけど全く好きではないという人から悪く言われると、擁護したくなるアニメでもある。
無印のキラやDESTINYのアスランには感情移入できる部分があったし、絵柄が好みではないというだけで、ストーリーは比較的に楽しめた。
ただDESTINYでのシンの扱いは不満が残る。
DESTINYはストーリー的にアスランに肩入れして視ていたが、シンの出番が壁ドンだけの回なんて、ちょっと酷くね?と思ったしな。

そんなわけでSEED劇場版の最初の予告を視てからも、間違いなく面白いだろうけど期待はしないでおこうと劇場での鑑賞を視野に入れた。






 


最後に実話ネタをひとつ紹介して終わろう。

冒頭に書いた彼女が珍しく仕事で嫌なことがあって上司にキレてしまった話をしだした。

「私、怒るとアニメが出るから。周りもそれで私が本気で怒ってるとわかってくれてさ。話は聞いてくれたのね。」

「怒るとアニメが出るってなに?ちょっと何言ってるかわからないんだけど?」

「ああ…怒るとアニメの台詞が出ちゃうのね。」

「なんて言ったの?」

「あんたって人はぁ~!!」



彼女には悪いが、腹を抱えて笑った。