2023年12月17日(日)
恵比寿LIQUIDROOM
ZIGGY 
MORISHIGE,JUICHI
 60th ANNIVERSARY TOUR
「SO BAD」

私事だが一身上の事情で音楽やライブから離れていたため、昨日は12年ぶりの参戦だった。
2011年12月のZepp Tokyoぶりである。
その僕が久々にZIGGYを観たのは今年9月。
23年ぶりに観れたRED WARRIORSの企画の時で、
正式メンバーが森重さん1人になっても衰えるどころか磨きがかかっている音楽的魅力を知れてあらためてファンになり、ツアーファイナルは観に行こうと固く思ったのだ。
熊本と新横浜が森重さんの体調不良で延期となり、
森重さんのブログを読んでコンディションは?と
心配はあったのだが、ベストではない森重さんも観ておいた方が良いんじゃないか?と、昨日はそのつもりで覚悟を決めて足を運ばせていただいた。
なお会場の様子は撮り忘れた。

ライブは開演時刻を6分過ぎてスタート。
最新アルバムの1曲目から開幕は期待通り。
9月に新曲を気に入り新しいアルバムを購入した僕は、最新アルバムの曲をたくさん聴きたくて足を運んだのでこれは嬉しい。
正式メンバーは森重さん1人になったとはいえ、
むしろ楽器隊全体のレベルは上がっている。
ここぞのところに気持ち良い音が流れてくるので、森重さんを観に来たつもりがバンドの音に引き込まれて自然と各メンバーに目が行く。
森重さんも現在のメンバー達がお気に入りのようでMCで何度もメンバー達を褒めちぎっていたが、確かにゴキゲンなミュージシャン達だ!
ドラムとベースから入る曲、ヴァイオリンベースが聴きどころな曲、ブルージーなギターソロがたまらない曲、鍵盤のイントロからグッとくる曲と、現在のZIGGYもマジカッコイイな!と、
ワンマンでタップリと音楽を堪能。
最新アルバムからの曲はどれも演奏が最高で、
バラードもポップな曲も激しく速い曲もCD聴くよりもライブの方が良いなと確認。

森重さんのヴォーカルは本調子ではなかったが、
『悲しみの中に』は悲痛な叫びのような歌声に聴こえて歌詞の内容にハマっていたし、この曲を生で聴けたのが昨夜僕が最も感動した瞬間。
インディーズ時代の曲を2曲も聴けた他メジャー初期の曲も3曲聴けたが、やはり最新の曲が昔の曲よりも突き刺さって来る。
森重さんってこんなに喋る人だったの?!と驚くほど饒舌で赤裸々なMCの数々も、歌詞を聴いてそうだったのか!と新たに感動。
今回のようなライブも観ておいて良かったと思えるが、あまりにも痛々しくて観ていて辛くなってくるので、来年は絶好調な森重さんを拝み倒したいなと、また観に行くことを決意して帰路へ。

僕の第3時ZIGGYブームの始まりだ!