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『機動警察パトレイバー 劇場版』(89年)
押井守監督による劇場版第1作目。
当時公開前にアニメ雑誌で紹介記事を読んだ時にこれは映画館に観に行かなきゃ!と盛り上がったのだが、封を切ったら田舎では上映されず!
パトレイバーの劇場版すら映画館に来ない田舎に住んでいたことが、東京へ出たい気持ちを加速させたんだよなぁと思い出す作品でもある。
レンタルビデオが出た頃にはネタバレ記事を読んだ後という、東京在住の現在では考えられないタイムラグがあった。
その後96年か97年に新宿の名前は忘れた映画館で土曜日の深夜に3週に渡って開催された押井守特集オールナイト数本立てで、劇場版2作目と併せて初めて映画館で視聴することになる。
そんなわけで30年位ぶりに視聴。
昔視た時よりメチャメチャ面白い!!
初めて視た時は新型パトレイバーの零式に注目していたし、2度目に視た時のことはもはや覚えていないが、現在の僕の好みにドストライク!!
パトレイバーのアニメでは最高傑作じゃね?!
冒頭で演習中の自衛隊のレイバーが暴走!
空挺レイバー部隊により鎮圧!
この入りからリアルロボットアニメとして期待できるわけだが、後藤隊長、松井刑事、シゲさんといった渋くクセが強いオジサン達の活躍!
野明を気遣いながらも、父親への反発心も後押しして真相究明に奔走する遊馬。
遊馬を上手く乗せて使う後藤隊長の腹黒さ!
かつては後藤隊長に利用される遊馬を可哀想と思ったが、現在は後藤隊長の腹黒さに共感!
クソ中年?最高な褒め言葉じゃないか(笑)
自殺した天才プログラマーによって仕掛けられた、警察を嘲笑うかのようなサイバー犯罪。
松井刑事が足で捜査して暴く犯人の人物像。
シゲさんと遊馬が導き出した恐るべき答え。
犯罪者になるか?正義の味方になるか?
整備班も含めた特車2課の一か八かの大勝負!
零式の悪魔のような存在感。
パトレイバーの活躍シーンも多いし、青春ドラマとしてもジワッとくるし、刑事ドラマとしても、サイバー犯罪を扱ったサスペンスとしても面白い!
アニメだが洋画のサスペンスアクション物を1本視終えたような、満足度の高さ!!
高田明美のキャラが生きてる!と感じたし、取り壊される寸前の廃屋と未来的なメカニックや建物の細かい描き込みなど、作画のクオリティも高い!
そしてやはり後藤隊長の闇を感じる描写!
「あなた気付いてないかもしれないけど、帆場の話をしている時、楽しそうにしているわよ。」
天才プログラマー帆場の人物像を推測する後藤を評した、南雲しのぶのセリフ。
この劇場版の後藤隊長が1番好きだな。
