『WEAPONS/ウェポンズ』

12月14日(日)は下北沢でライブを観た後、食事や買い物で夜まで時間を費やして締めは映画館へ。



静かな郊外の町。ある水曜日の深夜2時17分、突如17人の子供たちが家を飛び出し、そのまま消息を絶つ。行方不明になったのは、ある学校の一クラスの生徒たちだけだった。なぜ彼らだけが姿を消したのか、謎めいた集団失踪について疑惑の目を向けられた担任教師・ガンディは事件の真相を解明しようとするが、周囲で不可解な出来事が相次ぎ、やがて町全体が狂い始める。 ある町で起きた奇妙な集団失踪事件の謎を描くホラー。ある日の深夜2時17分、特定のクラスの子供たち17人が同時に姿を消して以降、町で不可解な出来事が多発する。

出典:シネマトゥデイ



映画館で予告を視た時から観に行こうと決めていたが、仕事もプライベートも忙しい上に上映時間が合わなくて、この日ようやく観に行けた。

失踪した子供達を大人達が探すサスペンスホラーですねと甘く見ていたら、メチャメチャ怖かった(笑)

異なる登場人物の視点で描くオムニバス形式で物語を進めて、最後に真相へと集束する構成は珍しくはないが、前半で描かれる少しずつ狂っていく人達の描写など後半で描かれる本当の恐怖に比べたら軽過ぎると思えるもので、踏み込んではいけない領域が見え始めてからが本当の恐怖。

ホラー映画としては既視感のある場面が随所に見られるし結末も途中で予想がつくが、期待通りの面白さと良い意味での後味の悪さ。

明るく楽しいB級ホラーではなく、後味の悪さが尾を引く類のB級ホラー。

僕はアル中で情緒不安定なパッとしない警官がダメ過ぎて好きな他、学校では偉そうにしてる校長が私生活では同性の恋人と暮らしてるギャップが良い。
女教師や建築家の男性はイカにもヒロイン、ヒーロー感があったが、やられ役のやられぶりが最高だ!