イギリスのこと | 京一花日記帳

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穏やかな、日曜日ですヒヨコ

*御嶽山噴火のこと。山登りが好きな者として、本当に、つらい気持ちです。
負傷されている方の救助が一刻も早く進みますように。


最近、イギリスを想う機会が多かったので、書きたくなりました。



イギリスの正式名称:
The United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland
 (グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)

スコットランド、イングランド、ウェールズ、北アイルランドの4つで構成されている国です。





先日、イギリスの危機!!(私的に)が訪れましたね。スコットランドの、イギリスからの独立問題です。


私は以前、2年半ほどイギリスに住んでいました。

最初は、スコットランドの首都エディンバラ(Edinburgh)に。

● プリンスィズ・ストリート (Princes Street)



エディンバラは、イギリスにおいて、日本でいう京都のような場所です。

この大通りを挟んで旧市街、新市街に分かれますが、そのどちらも世界遺産に登録されています。

そして!歴史ある古都という共通点から、京都府と友好提携を締結しています。

● 通っていた学校



● 毎年8月に行われる「Edinburgh Festival」のメインイベント、「Royal Edinburgh Military Tattoo」



ライトアップされたエディンバラ城の前を、タータンチェックのキルトを身につけた兵士たちが、バグパイプの音色とともに整然と行進します。




のちに、イングランドの首都ロンドンに移住しました。

● ピカデリーサーカス (Piccadilly Circus) …ロンドンといえば!的な場所



● ハイストリート・ケンジントン (High Street Kensington)  …このあたりに住んでいました。いいエリアでした!



● ロンドンで住んでいたフラット …とってもせまかったけど、私にとっては世界一素敵な場所でした。



● 通っていた学校 



● Big Ben on X'mas



イギリスという国は、私にとって、今の自分をつくってくれた第二の母国のような存在です。

スコットランドもイングランドも、私にはどちらも大切な場所すぎて。そのふたつが別々の国になるなんて!

「イギリス」がなくなってしまう気がして、私はひそかに「断固」反対派でした。(第三者ですが)


それぞれ相手をどう思っているかは、現地に住んでいるとき、現地の方との会話を通じて伝わってきました。

お互いの存在は認め合い、尊重し合っている。

でもその陰に、自分の住む地域への、確固たる誇りがある。そんな感じ。 

そんなことがあって、今回、スコットランドの「独立賛成派」が一時過半数を超えたことには、

すごくわかる気がしたり、すごく意外な気がしたり… 不思議な気持ちでした。でもやっぱりショック。


スコットランドとイングランドの間には、暗い歴史がある。国も人も、すぐ隣にいると、喧嘩してしまうものなのか…

でも、それを経ての、今のUnited Kingdom。今回は「離婚」するに至らず、本当にほっとしています。

勝手なお願いですが、これからも一国家として、歴史を築いていってほしい…と私は思います!