先日の三連休初日、すごく久しぶりに、南禅寺の水路閣を見に行きました。
爽やかで穏やかな風と、透き通る青紅葉たちが、出迎えてくれました。
南禅寺水路閣は、琵琶湖の湖水を京都市内に引く「琵琶湖疏水」を通すために造られ、明治23年(1890年)に完成しました。
設計責任者に選ばれたのは、当時弱冠21歳の、田辺朔郎氏でした。
琵琶湖から京都へ水をひく大事業は、明治維新の東京遷都で元気をなくしつつあった京都の、復興策の一つだったそうです。
この日、初めて、アーチ橋の上へ行ってみました。
ちゃんと、水が流れていました。この道は上流の蹴上インクラインまで続いています。
目を凝らすと、魚もいました!一生懸命、水の流れに逆らって泳いでいました。
ブラックバスに似ていましたが、どうかな。
この水路閣の奥にある「南禅院」へも、初めて行ってみました。
南禅院は、南禅寺発祥の地なのだそうです。
池をじーっと眺めてみると、小さな生き物がたくさんいました。みんなキラキラと楽しそう。
この後に行った、鴨川の水の中にも、たくさん!覗き込んでいると、時間が経つのを忘れてしまいます。
大きな生き物も、いました♡
そして、お散歩の最後は、下鴨神社でした。
申餅と、黒豆茶をいただきました。
このお茶の最中に、出逢えました!イトトンボです。
一緒にいた友達に教えてもらって、初めて見ました。体が、糸のように細長いとんぼ。
ヒグラシの鳴き声に、赤とんぼもいて、気分はすっかり秋でしたが、
蚊もまだまだ健在でした…。いつも狙われる私です。