第1回 萩・幕末維新検定 | 京一花日記帳

京一花日記帳

*京都や幕末、日々のことを綴っています。ご訪問ありがとうございます*

2014年2月23日(日)、受けてきました!




萩・幕末維新検定 ですキラキラ


 *萩・幕末維新検定*

「明治維新胎動の地」である萩市で、近代日本の扉を開いた先達の歴史をひもとき、

学んでいただくために実施する検定です。(公式テキストより)




(抜粋)

今から150年前の文久3年(1863年)、萩(長州)藩は攘夷決行により欧米列強を敵とし、さらに翌年の禁門の変により朝敵の汚名を着せられ、幕府による長州征討が始まります。

萩藩は四面楚歌、絶体絶命の危機に陥りますが、苦節5年、藩論を統一し、身分を超えた兵制を敷き、松下村塾門下生を主軸に、激動の時代を切り拓き、明治維新という偉業を達成します。


平成30年(2018年)に「明治維新150年」の節目の年を迎えるにあたり、近代日本の扉を開いた先達の歴史をひもとき、 「明治維新胎動の地」として、先達の織りなす「幕末・維新の萩物語」を語り広め、次の世代に語り継ぐための記念事業の一環として「萩・幕末維新検定」を開催します。


ヒヨコ 公式テキスト




検定会場が萩のみ、なだけでなく、 このテキストも萩のみで販売という徹底ぶり(泣) ※一部書店を除く

京都では手に入らなかったため、萩から送っていただきました。


一部をご紹介(見えづらく申し訳ありません)




「長防臣民合議書(ちょうぼうしんみんごうぎしょ)」 

長州藩が、四境戦争(長州と幕府の戦い)(1866年)の直前に36万部印刷して配布した、

「なぜ今幕府と戦うのか、長州藩の正義はどこにあるのか」といった内容を、分かりやすく仮名交じりの文章で書いたもの。


庶民にまで、戦争の大義名分を説明してから戦ったのです。鳥肌が立ちました。


ヒヨコ 検定概要

検定日      毎年2月下旬

申込期間    毎年11月下旬から受付開始

受検資格    幕末・維新を学びたい方ならどなたでも

検定会場    山口県萩市

出題形式    検定問題集の中から、3択式50問、記述式50問、計100問出題

          100問中、80問以上の正解で合格

受検者特典  検定を受検された方には、普段では体験できないような特典をご用意

・普段入ることができない松下村塾での特別講義

・松陰神社至誠館でのギャラリートーク

・萩博物館でのバックヤードツアー  など   

 

ヒヨコ 受検の感想

「こんな検定を受けるなんて物好き以外にいない」「集まって10人くらい」などと、まわりから心無い言葉で散々に罵倒されながらも←、めげずにわが道を突き進みましたところ、 なんと検定会場には、400名を超える受検者の方々が!

ついに、同志の方々と出会えた瞬間でした…!(ノ_-。)




当初は、JAのみで開催予定だったのが、 受検者が多く、結果3つの会場に分けて行われることになりました。 ちなみに、3つの会場とも、萩市役所の周辺=明倫小学校の周辺です。

会場に入ると、同志の方々は、わりと年配の男性の方が多い印象でした。 みなさん、黙々とテキストの最終確認をしていらっしゃいました。

そして、受検。いよいよ…!手に汗握ります。。

結果は…


合格まで、数点足りないという自己採点結果でした(ノ_-。)

選択問題50問は、1問を除いて正解できましたが、記述式はやはり難しい…!!覚えたつもりでいても、覚えられていないことを痛感。 まだまーーーだ、勉強不足でした。


今回の萩・幕末維新検定受検を通して、私の世界が一気に広がりました。

学んだのは、長州藩の方々のそれぞれの生き様に見た、人生観です。

検定の勉強を始めてからずっと、言葉に表せない気持ちが溢れ続けています。

また、感じたのは「好きなだけでは駄目だ、自ら求めてこそ自分のものになる」ということ。

恥ずかしいほど知識がなかった私ですが、思い切って飛び込んでみて、本当によかったです。


幕末という時代に惹かれる自分の直感の赴くまま、これからも勉強していこうと思います。