先週末、久しぶりに母が京都に来てくれました。
なにを隠そう、母も、私に負けず劣らずの京都好きです。時々京都に遊びに来ては、こうして一緒にぶらぶらします。
1月25日(土)、京都のお散歩の記録です。
まずは、北野天満宮の初天神さんへ。
北野天満宮では、毎月25日にご縁日として、天神市(通称:天神さん)が開かれています。大好きな京都の市の一つです。
なぜ25日かというと、神様である菅原道真公のお誕生日が6月25日、薨去が2月25日であったことから来ているそうです。
1月25日は、一年で最初の天神さん、つまり初天神なのです(ノ´▽`)ノ
↓ 楼門
干支の大絵馬が出迎えてくれます。写真を撮るのも大変な混みよう。。↓ 三光門(中門)
日、月、星の彫刻があるから、三光門というそうですよ。…が、実際には日と月と三日月の彫刻はあるが、星はないので「星欠けの三光門」と言われるらしいです。
星がないのも、ちゃんと理由があるのだそうです。(省略。天満宮hpに載っています!)↓ 向かって左側の狛犬さまに、可愛らしい角がはえていました♡
狛犬さまと写っているのは、つぼみをたくさんつけた梅の木です。
さらに、右に写っているのは、北野天満宮の神紋「星梅鉢」です。
道真公のいらっしゃる御本殿でお参り。
中央の鈴を鳴らすために、ものすごい長蛇の列ができていました。受験生を持つご家族でしょうか。
そのそばのお社には、お祈りをして奉納された炎が並びます。ぎっしりと並んでいる様子が可愛いです。
三光門の近くに、人だかりができていました。
その場にいらっしゃった詳しいお方にお聞きすると、灯篭にいらっしゃるこちらの大黒さまの頭とえくぼに小石を3つ乗せ、 落ちなかった石を持ち帰りお守りにすると、お願い事を一つだけ叶えてくださるそうです。
3つとも、ちゃんと乗ってくれました!やったあ~♡ 大黒さまありがとうございます。大事にします。
北野名物・長五郎餅で一息つきました。
天正年間に、河内屋長五郎さんが、北野天満宮の参拝客をもてなしながら、この茶菓を完成させました。
当時まだ素朴なものが多かった時代、評判を呼んだそうです。 (餡入り餅の祖とも言われるそうです)さらに太閤秀吉氏が天正10年(1582年)、この北野で盛大な神前大献茶会を開いた際、この餅が茶菓として用いられました。
太閤さまはこの餅を賞賛され、「長五郎餅」と名付けられたということです。
ふっかふかの食感と、餡の上品な味わいがたまらない!一品です。
腹ごしらえも終えて、市めぐりを…
母と二人、じっくり見てまわりました。
この後、西陣へ向かいました。 西陣は、実は、私の母方の祖父と祖母が出逢った、運命の町なのです。
一度ゆっくり歩いてみたいという母の希望で、やってきました。
西陣といえば、カフェ「さらさ西陣」です。 すごく可愛いので、京都観光の際のお休み処としてお勧めです。
店構えからしてお分かりのように、銭湯だった建物(旧・藤の森温泉、築80年)をお直しして、カフェにしています。
男湯と女湯を仕切っていた壁も、そのまま残しています。
タイルも当時のままだそうです。こんなに可愛いタイルが使われていた銭湯、入ってみたいですよね…!
お勧めは、「黒ゴマきなこミルク」 母も大絶賛。ホットとアイスが選べます♪
ここで、天神さんで入手したもののご紹介です。
ドライフルーツの数々。
木のスプーンとか。買いすぎました…
可愛くも落ち着く雰囲気の店内で、まったりしました。
その「さらさ西陣」のお隣に、 手仕事のお店が集まる町家「藤森寮」があります。
入ってみると…
素敵な空間が広がっていました。さらさ西陣にお越しの際には、こちらのチェックもお忘れなきよう…!
日も暮れて、最後に錦市場でフィーバーしました(笑)
行列ができていたこちらのお店「京風たこ焼き カリカリ博士」
こちらのジャンボたこ焼き…なんと、180円!会員になると、な、なんと破格の100円!!(笑)
私たちは会員でないので180円でした(笑)行列ができるわけですね~。お味もおいしかったです!
こちらは、「京のとう富 藤野」錦市場店「こんなもんじゃ」さんの、揚げたて豆乳ドーナッツ。
素朴でとってもおいしいんです。
「京のとう富 藤野」さん本店は、北野天満宮からすぐのところにあります。
錦市場は、歩くだけでわくわくしますね♪
とても楽しい、真冬の母娘京都散歩でした!