新島旧邸 | 京一花日記帳

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*京都や幕末、日々のことを綴っています。ご訪問ありがとうございます*

チューリップ黄新島旧邸


・場所 : 新島旧邸 (京都市上京区)

・目的 : 新島旧邸を訪ねる


維新庵のランチの後、「高瀬川一之舟入」を左手に見ながら、 徒歩で京都御苑へ向かいました。

そう、今回の目的の一つが、「京都御所 秋季一般公開の参観」なのです。

維新庵から御苑までは、ゆっくり歩いて、15分弱くらいでしょうか。

一応、地図を片手に、歩を進めていましたところ… 「新島旧邸」が近いと知り、寄ってみました。


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もうすぐ大河も終わりに近づきますが、まだまだ見学者はたくさんいらっしゃいました。


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*新島旧邸*

同志社英学校(のちの同志社大学)を創設した、新島襄氏の私邸。

ボストンの襄氏の友人J. M. シアーズの寄付によって、建てられました。

同志社英学校が開校した際に、仮校舎として借家した、高松保実邸の跡なのだそうです。


<新島襄氏>

若くして聖書に興味をもち、21歳でアメリカへ密航。1864年6月のことです。

(京都の池田屋事件と同じ時期ですね。)

在米中は、岩倉使節団としてアメリカ訪問中の木戸氏(桂小五郎氏)の個人通訳としても活躍。

11年後、帰国し、京都府知事の槇村正直氏、府顧問の山本覚馬らの賛同を得て、京都に同志社英学校を設立、教育に力を注いでいきます。

この時のご縁で、山本氏の妹八重さんとご結婚。この私邸で生活されました。


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中の見学には、事前の予約が必要ということで、入れませんでした…。


テレビなどで、紹介されているのは何度か目にしたのですが、やはり直接見たい!

和洋がとてもうまく融合していて、現代の私たちが見ても、本当にお洒落で素敵なお宅のようでした。

hpで、その一部を拝見することができます。 →新島旧邸ガイド


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なんとか中を覗こうとしていると(笑)、岐阜県からお越しのご婦人に話しかけられました。


同志社大学にこの旧邸があると思い行ってみたところなく、こちらだと知り、徒歩で歩いて来られたそうです。

しかし、見学には予約が必要であることをご存知なく、がっかりしている、とのことでした。


わかります!わかります!私たちもなんです!


でも、地図で偶然見つけて飛び入りした私たちよりも、落胆の度合いは大きいですよね…。

京都へはよく来られているということでしたので、ぜひまたいらしていただきたいです。


こんなご縁も、うれしいものです。