三条大橋で幕末へ。 | 京一花日記帳

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こんばんは。


近頃は、日が落ちるのが早くなりましたね!

夕方6時には、もう真っ暗です。


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今日の三条大橋。(われながら、写真をとるのがほんとにヘタです)


三条大橋といえば、幕末史にも度々登場する、歴史的舞台のひとつ。

擬宝珠(ぎぼし)に、池田屋事件の際の刀傷が残っているというのは有名なお話ですね。


擬宝珠…伝統的な建築物の装飾で、橋や神社、寺院の階段、廻縁の高欄(手すり、欄干)の柱の上に設けられている飾り。


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これは、最北東側の擬宝珠ですが、この写真でもわかるくらいに目立つ傷が!


でも、いわゆる「池田屋事件の際についたと言われる刀傷」の擬宝珠とは、別のものなのです。

では、この傷は一体…?刀傷にしては大きすぎるので、何か別の理由でできたんでしょう。

ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えていただきたいです。



とにもかくにも、たった150年前に、同じこの場所で、この橋を、幕末志士の方々も渡っていたなんて。

以前に見た明治初期の古写真を思い出しながら、当時の様子を頭に思い浮かべて…


幕末の世界にひたる夜でした。