メンデルスゾーン 吹奏楽(ハルモニームジーク)のための序曲 マリナー指揮アカデミー室内管弦楽団 | タケさんのブログ クラシック時々ポピュラー

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 マリナーは、1980年代から、CAPRICCIO(カプリッチョ)レーベルに録音を始めますが、1990年代前半には、主兵アカデミー室内管弦楽団とも録音も行いました。 このあたりでは、すでに、カタログの補完をするようなプログラムもあり、その1つが、この、メンデルスゾーンの序曲集です。 身内のために作り、最初は出版もされなかったものもある代わり、有名な「フィンガルの洞窟」は、未収録と、かなり、レアな内容です。 

 この、「吹奏楽(ハルモニームジーク)のための序曲」も、15歳のメンデルスゾーンが、家族と避暑に行った北ドイツのバルト海沿岸の、バート・ドベラーンにある吹奏楽団のために作ったものです。 最初は、11人編成でしたが、後に23人にしています。 そもそも、11人くらいの編成は、18世紀あたりからある管楽合奏で、新作を手っ取り早く聴く手段でもあったもので、多くは、フルート、クラリネット、ホルン、ファゴットが2本ずつに、コントラバスなどを加えたものです。 

 マリナーは、23人編成のほうを録音していて、弦楽器はいっさいなく、1つのオーケストラでは無理で、吹奏楽団のメンバーからのピックアップでしか揃わないものです。 基本的に、管楽器向きの、和声的な動きが多いですが、いくつかのパートを、違う動きにするなどして、充実した音楽にしています。 いずれにせよ、なかなか聴けないレパートリーなので、貴重だし、うれしいですよね^^b

 

吹奏楽部時代に、やってみたかった・・・・・・。

 

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