YMOは、2023年に散開(解散)しますが、メンバーへの仕事の依頼は、依然として多かったようです。 この頃には、打ち込みが当たり前になりますが、それまで追求してきたYMOメンバーの技術は、他を圧倒していたので、重用されることになりました。
今回は、そんな中から、4曲お送りしましょう。
すでに人気女優だった原田知世は、透明感のある歌声でも人気で、何枚かアルバムも制作していましたが、そこに、坂本龍一も参加していました。 「クララ気分」は、南佳孝作曲、坂本龍一編曲というおもしろいコンビです。
「風の谷のナウシカ」は、実は、アニメ映画のシンボル・ソングで、ナウシカ・ガールとして公募した結果選ばれた安田成美が、歌ったものです。 これは、作曲が、細野晴臣。
竹中直人の、「ファンキー・マージャン」は、まだ、コメディアン的なイメージの竹中直人が、リリースしたアルバム「かわったかたちのいし」収録で、曲の全体で、おじさんがカンフー使い(?)の若者に一方的に殴られるという、シュールな内容。 原曲は、サディスティック・ミカ・バンドの同名曲。
細野晴臣は、松田聖子ともかかわりが深く、中でも、当時の、打ち込み技術の集大成のような曲が、「ピンクのモーツァルト」。 これ、バックすべてが打ち込みで、ストリングスもです。 今でこそ、自然なストリングスを再現することは、難しくないですが、当時で、ここまで完成度が高いのは、この曲ぐらいです。
では、どうぞ^^b
ついでに、「ファンキーマージャン」の原曲上げときます。
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