ネヴィル・マリナーのちょっと意外な音源に、チャイコフスキーの交響曲全集と管弦楽曲集があります。 60代後半から数年間にわたって録音されたもので、ちょっと弦楽器が少ないかな?と、思うところもありますが、チャイコフスキーという作曲家の一面をあらわにしているようで、おもしろいです。
まずは、交響曲第4番を。 最初からホルンのファンファーレ風に始まり、木管楽器のソロ、弦楽器のピツィカートだらけなところが続き、最後は、一気呵成に終わる人気曲です。 結論から言うと、「なかなか聴かせるな。」と、言う感じ。 確かに、40数名なので、弦楽器の少なさは、あちこちに感じますが、少し管楽器のバランスが大きいぐらいで、そんなに違和感はありません。 第5番や第6番「悲愴」あたりになると、どうかな?と、言うところですが、チャイコフスキーが好きなら、一度は聴いてみてもいいかと思います。
ま、聴いてたもれw