今度は、ホルンにスポットを当てたアルバムです。 ハイドンの協奏曲と管弦楽曲(カッサシオン)と、レイハ(ライヒャ)の三重奏曲が、収録されています。
これまた、過去の音源をひっかき集めてきたらしい選曲で、三重奏曲とカッサシオンは、コッホの音源っぽいですが、ハイドンの協奏曲は、なんと、往年のフランスの名レーベル、アンドレ・シャルランから拝借してきたようです。 ソリストの、エーリッヒ・プンツェルとヴァルター・レクスットは、知る人ぞ知るコレギウム・アウレウム合奏団のメンバーも務めた人で、ペンツェルは、ケルン放送交響楽団の首席ホルンでもありました。
この協奏曲、いまだに、偽作なんです。 ハイドンのカタログの中に、同じ変ホ長調の協奏曲があるんですが紛失していて、おそらくそれとも違うらしい、ということなんですが、作曲家はわかっていません。 それでも、2つのホルンの絶妙な使い方と、古典派らしい明るい作風が人気で、今でも、実演の機会が多いです。 録音は、間違いなく60年代と思われますが、ワン・ポイント録音で名をはせたシャルランらしく、自然な音場感が魅力的な音源です^^b
音源は、オリジナルのシャルラン・レーベルのものです^^b
![](https://ssl-stat.amebame.com/pub/content/9477400408/amebapick/item/picktag_autoAd_301.png)