ダリウス・ミヨー(1892-1974)は、28歳でした。 ひょっとしたら、六人組の中では、一番有名かも知れません。 生涯で、400曲以上作曲したギネス級の多作で、それも、レベルの低い作品はいっさいないという徹底ぶり。
ブラジル音楽やジャズにも影響を受けて、けっこう楽しい作品も書いてます。 1922年は、プーランクと共に、オーストリアにわたり、シェーンベルクらと会うなどしたため、作品は少ないのですが、これがありました。
フルート・ソナタです。 ミヨーは、多調、復調を徹底して使った人で、同時に、2つ、またはそれ以上の調が、一緒に使われます。 時には、激しい響きになるものもありますが、不思議な調和を見せるものが多いです。 これも、ちょっと不思議なメロディや、フルートとピアノが、違う調を弾いて、多彩な響きを出しています。 パユとル・サージュという豪華メンバーで^^b