この全集を聴いていくと、当時のシュターツカペレ・ベルリンは、機能的には古典派あたりが合う感じです。 そこに、ドイツ的な重厚なサウンドなので、ベートーヴェンの交響曲では、前半の、1番、2番、4番あたりが、一番いい気がします。 最近の古楽奏法を取り入れたオーケストラの演奏もいいですが、オケが無理せず、なおかつ、重厚な響きというのは、なかなか魅力的。
この第2番も、オーケストラが無理せず、十分な表現ができていて、なおかつ重厚という、ありそうでなかったタイプの演奏です。 ある意味、理想的な2番の演奏かも・・・。
では、第1、4楽章をどうぞ^^b