セザール・フランクが、最初に大きく評価された作品です。 最初は、友人であるヴァイオリニスト、ウジェーヌ・イザイの結婚祝いに作曲されたんですが、イザイが多いに気に入り、あちこちで演奏したために広まりました。 4つの楽章すべてが充実して個性的な作品で、いままでに、おびただしい数の演奏、録音が、行われています。 ただ、やはり、ドイツとフランスの折衷的な作風と言えども、立派なフランス近代作品なので、フランス的な感性は不可欠になります。 標準以上の演奏はたくさんありますが、フランス的なニュアンスを、しっかりとたたえているとなると、数が限られます。 で、恥ずかしながら、このカントロフとルヴィエの演奏は、フランクのアニバーサリーになるまで、CDラックに入ったまま、ほぼ、忘れていました。 ルヴィエは、最近こそ、名前を聞かなくなりましたが、ユボー、ペルルミュテール、サンカンに師事して、ロン=ティボー・コンクール第3位をもって、世界中で活躍した生粋のフランスのピアニスト。 弟子に、グリモーがいます。 ヴァイオリンのジャン=ジャック・カントロフは、ロシア系ながら、ニースに生まれ、パリ音楽院で学び、パガニーニ国際コンクールに優勝した巨匠です。 少し粘り気のあるフレージングが特徴で、それが、この作品には、合っている気がします。 そこへ、透明感あふれるルヴィエのピアノが花を添えます。 それは、間違いなくフランスのスタイルで、フランクが、フランスで活躍したんだなと、実感します。
では、フランスのフランクをどうぞ^^b
