最近、こういうCDを手に入れました。 ドイツの老舗レーベル「オルフェオ(Orfeo)」レーベルのオム二バスで、モーツァルトと同時代の、巨匠作曲家の作品を集めてあります。 古典派好きには、ヨダレが出るほどの内容で、演奏もなかなか立派。 中でも、特に珍しいのが、ペドロ・エティエンヌ・ソレール(アントニオではない)の、クラリネット協奏曲「スペイン協奏曲」。 1753-1817の生涯で、スペイン出身のクラリネット奏者として活躍した人だそうです。 当時は、うまい演奏家が作曲することもよくあることだったので、そういう成立過程だと思います。 第1楽章は、まったく古典派ながら、クラリネットのフレーズが、ちょっとアラブ風で、スペインっぽいし、第2楽章は、「ソレア」というスペインの古い民謡の形式(三拍子)で作られており、第3楽章は、ファンダンゴで、スペイン独特の打楽器が鳴り響きます。 クラリネットのカデンツァにまで、打楽器が絡むという、徹底したもの。 これは、おもしろいです^^b
これはもう、全曲ですよね^^b
タケさんのmy Pick